2025-08-14

人間とは、暴力しかコントロールできない。

この場合暴力は、広義の意味として使う。

そのわかりやすい例として、なぜ我々は犯罪を犯さないのか?

を考えればわかる。

我々が犯罪を犯した場合にどうなるか?

ペナルティとして犯罪者として裁きを受けたり、

社会的立場を失う。

これは広義の意味では暴力である

他者が罪を犯したと仮定して、

それに対してのペナルティを課す。

ときには死刑という個人に対しての最大の暴力を振るう。

このような仕組みを作ることではじめて

人は犯罪を犯すことを控え始める。

まりは人は暴力しか制御できない。

ここから個人的な話だ。

何十年にもわたって家族が言うことを聞かなくて困っていた。

具体的には、非常識なほどの音量でテレビを見ることをやめさせることが出来なかった。

イヤフォン使用や、音を大きくあげなくてもよく聞こえるスピーカーなどの使用を求めてきた。

そのような機器も、その家族の求めに応じて高額な機器を買い与えてきた。

しかし、結局は使わなくなる。

耳が痛い、

音に迫力がない、

などと理由をつけては

フルボリュームに近い音でテレビを見る。

その家族の個室でやっていることなのだが、

家はそれほど大きくないし、

テレビの音が大きすぎるがゆえに、

苦痛は耐え難いものとなっていたが、

それをなお耐えてきた。

またその家族テレビを消すということが出来ない人間だった。

いついかなるときテレビはつけっぱなし、

そしてチャンネルは数十秒おきに変えるコロコロかえる

別室で見ているテレビであるので画面は見えない。

音がだけが聞こえてくる。

そしてコロコロチャンネルが変わる。

気が狂いそうになる。

天気予報が流れてくる。

今日の天気は、、、とアナウンサーが話し始めて

わず、聞いてしまうのだが、

その瞬間にテレビチャンネルは変更されて

くだらない芸能ニュースで止まる。

そのあとその家族自分の部屋から出てきて言う。

今日は雨降るのかなあ?

こういう馬鹿である

無視していると、

しつこく聞いてくる。

雨降るのかなあ?どっちだ?

無視する。

ある日、我慢限界がきた。

大事なお客さんが来ることになっていた。

何時から何時まではテレビの音をさせないで欲しい。

懇願した。

家族は渋々同意してイヤフォンをはめた。

が、我慢できなかったみたいだ。

隣室から突然爆音が炸裂して、私は頭を抱え、大事な客は心臓が止まりそうになっていた。

そしてその大事要件は、それが原因かどうかはわからないが破談した。

あるルールを決めた。

まずは私の中で。

テレビの音を注意しても無視するようなら

ブレーカーを落として

その家族の部屋の電化製品使用不能にした。

その家族は非常に馬鹿なので自分ブレーカーを復旧することが出来ない。

なんだかんだ抗議をしてきたが

「◯すぞ、ジジイ

と凄くむと、部屋に引っ込んでいった。

そのあと、もう一度出てきて、イヤフォンを使うので(ブレーカー)をなおしてください。

と言ってきた。

ああ、これだ。

とやっと理解できた。

人は、暴力によってしか制御できないのだ。

その後、何度か同じようなことを繰り返した。

しばらくの間はイヤフォンを使うが、3日もすればスピーカーから爆音流れる

仕方がないのでブレーカーを落とす。

しばらくは音が聞こえなくなるが1週間後には爆音

ブレーカーを落とす。

冬の極寒期だったが家中ブレーカーを落として、半日ほど家を開けた。

帰ってきたらジジイは布団にくるまってガチガチと震えていた。

それからは長持ちした。

たぶん3ヶ月ほどは爆音がしなくなった。

とまあ、こんなことの繰り返しだ。

それを根気よく繰り返した。

そうするうちにようやく、我が家ではテレビイヤフォンをつけてみるものというルール確立された。

それでも、いまだに極稀にテレビをの音が聞こえてくるが、まあ多少は大目に見ている。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しだからな。

  • めっちゃやさし〜暴力でワロタ そこでガチ拳で歯向かう女は崇拝に値するんだが

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