電柱解体作業中に作業員が転落死 解体工事業者の社長に罰金30万円 姫路簡裁
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兵庫県市川町で昨年6月、解体途中の電柱が倒壊し作業員の男性=当時(35)=が亡くなった事故で、姫路区検は、業務上過失致死の罪で、姫路市の解体工事業者の男性社長(55)を略式起訴し、姫路簡裁が罰金30万円の略式命令を出した。命令は7月30日付。 【写真】電柱が倒れ作業員が死亡 長さ10メートル、撤去作業中 突然根元から倒れ転落 市川町 起訴状によると、昨年6月16日、同町西川辺であった電柱の撤去作業で、高さ約10メートルの電柱に亀裂が入っていたことを知っていながら安全な作業計画を定めずに男性に作業をさせ、転落死させたとされる。 また、社長に対する労働安全衛生法違反容疑について、神戸地検姫路支部は今年7月28日付で不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。
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