嘘の夢の話 7月27日
隣家の夫婦に頼まれて庭の花に水やりをする。庭にはムスカリが雑草のように生い茂っているだけで手入れされている様子はなく、ジョウロもトランペットみたいな変な形なのでひどく使いづらい(逆さにしても水が全然出てこない)。それでもなんとか水やりを終え夫の方に報告に行くと、彼は小さな天使像のようなものを紙やすりで一心不乱に削っており、声をかけることができない。
仕方ないので家に上がり込んで、壁にかけてあったフォークギターを勝手に弾かせてもらうことにする。すると頭から滝のようにメロディーが流れ出し、私はたった今作った曲をずっと知っていたかのように歌うことができる。見ると夫婦も私の曲に合わせてノリノリで踊っているのだが、そのダンスは映像を逆再生したような不自然なもので、それを見た私は興ざめして二度とギターなど弾くものかと思う。
(目が覚めた直後はまだその曲のメロディーを覚えていたので急いで録音したのだが、さっき聞き返してみたら『若者のすべて』とほとんど同じだった)
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