嘘の夢の話 7月29日
家の近所にでかいショッピングモールができたので見に行く。一旦屋上の駐車場に上り、そこから下る形で各階を見て回ることにする。ペットショップや蕎麦屋、お風呂道具の専門店などがあり、便利になったなと思う。
地下の食料品売り場に行くと、野菜売り場にどう見てももがれた人間の腕としか思えないものが置いてある。慌てて店員に報告すると、彼女は落ち着いた様子で「ああ、これはけんちん汁ですよ」と言う。私もすっかり混乱しているので「それなら小学生でも安心だ」と的外れなことを言い、直後にその発言が恥ずかしくなって小さいクリームパンを一つだけ買って店を出る。
帰り道、しばらく歩いてからふとショッピングモールの方を振り返ると、窓から誰かがこちらに向かって手を振っている。私はそれを見た途端ものすごく怖くなって走って交番に逃げ込むが警官はおらず、デスクの上に何本も釘が刺さった地球儀が置かれているだけだった。
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