嘘の夢の話 8月4日
地方都市の駅前のロータリーのような場所を歩いている。そのロータリーは中央にあるブロンズ像をぐるりと取り囲むように道路が敷かれているのだが、その像はジャミラというか首なし人間みたいな造形で何となく嫌な雰囲気がある。また歩道には自転車が大量に駐輪されていて、その一つ一つがやたら厳重にチェーンで施錠されているのも不穏な感じがする。
ロータリーを抜けると商店街に出る。ここは普通の商店街で、活気もあるし特に嫌な感じはしない。並びにやよい軒があったので昼食にしようと思い入店すると、中はあのチェーン店の感じではなく、個人経営のお店といった風なので驚く。どうやら偶然同じ名前だったらしく、店主のおばあさんにチェーン店と同じですねと伝えるが理解してもらえず、私の名前がやよいだと勘違いされてしまう。私は一番人気のメニューを注文し食べる(それが何だったのか、味がどうだったかは思い出せない)。会計時、古いレジスターの横に置かれている一輪挿しに花ではなく花火のゴミが入れられていることに気がついたが、それについては触れることなく店を出る。
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