嘘の夢の話 8月12日
親戚一同が集まるパーティーに参加する。私たちはホストである大叔母が作ったサラダや果実酒などを楽しみながら会話に花を咲かせる。私はその中では最年少なので何の話をしているのかわからない場面もあるが、みんなが楽しそうなので一緒になって笑っている。一人の男の親戚などは、カウンセラーの友達に誘われてセーリングをやった話をしているうちに興奮してきて、腕でヨットの帆を模した三角形を作ってゴーゴーと言いながら庭を疾走する。私たちはそれを見て子供のように笑い転げる。
やがて、飲み物が足りなくなったというので私が近所のコンビニまで買いに行くことにする。ところが帰ってくると、私たちが先ほどまでいたはずの家が跡形もなく消え失せている。私はかなり動揺するが、誰に見られているわけでもないのにその動揺を悟られないように振る舞う。まるで初めからその空き地に用があったみたいに写真を撮ったり、空き地の様子をメモしたりする。
そうやってしばらく空き地を眺めていると、片隅に陶器でできたドワーフの置物があるのに気付く。ドワーフはプラカードを持っていて、そこには
「You can do it!」と書いてある。それを見た途端悲しみと恐怖が襲ってきて、私はドワーフを地面に叩きつけ粉々に破壊する。すると中から小さな黒いテントウムシが出てきて、しばらく地面を這いずり回った後、どこかへ飛んでいってしまった。
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