嘘の夢の話 8月13日
風呂に入っていると電話が鳴り出す。急いで風呂から上がり、体を拭いて電話に出ると、知らない男の声で「左手の指紋が無いことで有名なゴルフ選手といえば?」と尋ねられる。私は怪しむより先に、反射的に「ジョージ・パウエル」と答えてしまう。男は「おめでとうございます、××(よく聞き取れなかった)獲得です」と言って一方的に電話を切る。私はなんだったんだと思い、風呂に入り直すことにする。
風呂から上がると、机の上に見覚えのない小包が置かれている。開けてみると中には犬の絵が描かれたフリスビーが入っている。私はしばらくそれを弄んだ後、気まぐれに窓の外へ投げる。数分後、家のドアがすごい勢いで叩かれるので開けると禿頭のおじさんが立っていて「これあんたのだろ」とフリスビーを差し出してくる。しかしそのフリスビーは犬ではなくキュウリの天使(羽と頭の輪っかがついてるキュウリ)の絵が描かれていて、私は自分のものではないと主張するのだが、おじさんは私にフリスビーを押し付けて帰ってしまう。私はすっかりフリスビーを持て余して、本棚から『AKIRA』を取り出し、『AKIRA』が入っていたスペースにフリスビーを入れてしまう。
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