嘘の夢の話 8月18日
部屋を掃除していると、押入れから買った覚えのないハサミが出てくる。そのハサミは美容師がカットに使うようなやつで、私はなんとなく手元にあった段ボールを切ってみる。すると分厚い段ボールがまるでコピー用紙のように簡単に切れるので、面白くなってどんどん段ボールをカットしていく。全ての段ボールを短冊状に切り刻んだところで、私は自分が引っ越しの荷造りをしている最中だったことを思い出す。私は引っ越し屋からもらった段ボールを全てバラバラにしてしまったのだ。
新しい段ボールを調達するために近所のスーパーに行く。だがスーパーに着いた時にはすっかり目的を忘れていて、パック寿司と蒸しパンを買って店を出てしまう。帰宅すると細かく刻まれた段ボールが床に散乱しており、それを見て私はようやくスーパーに行った理由を思い出し、自らの愚かさに腹が立って蒸しパンを壁に思いきり投げつける。すると蒸しパンは一切はね返らずにずるずると壁を伝って床に落ち、それを見て腹がちぎれるほど大笑いしてしまう。
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