嘘の夢の話 8月25日
昔好きだった女の子と付き合っている。二人でワンタン麺を食べに行ったりして楽しく過ごすのだが、彼女はなぜかジャミロクワイみたいな帽子をずっとかぶっていて、それについて質問してもはぐらかされて明確な答えは返ってこない。私はどうしても気になって、道を歩いている時に彼女の背後から帽子を取ってしまう。すると次の瞬間、彼女の頭は空に向かってすごい勢いで伸びていく。私は驚いて彼女の前に回り込むが、正面から見るとまったく異常はない。頭は伸びてなどおらず、先ほどまでと変わらない普通の人間の姿だ。ところが背後から見ると、彼女の頭は近くのマンションの屋上に届きそうなほど伸びきっている。
こいつは私が好きだった女の子などではなく、彼女に擬態した別の何かだと私は悟る。彼女は私に微笑みかけ、美しい人間の姿のまま優しく抱きしめてくれる。彼女の体は温かく化け物とはとても思えないが、肩越しに上空を見上げると伸びた頭が塔のようにそびえ立っており、そこから濁った水が滴り落ちてきた。


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