嘘の夢の話 9月4日
暴走族に追われて竹林の中に逃げ込む。逃げ惑っているうちにかなり深いところまで来てしまったようで、出口を探してさまよい歩いていると、頭上に人間の首吊り死体を発見する。しかしよく見るとそれは死体ではなく、人間くらいの大きさの岩を縄で吊るしたものである。何かの罠なのかなと思って通り過ぎる。
しばらく歩いていると、土を固めて作った防空壕のような穴があったのでそこで少し休むことにする。だがその中はひどく暗く、尿をずっと放置したような臭いがして、ムカデなどの害虫がそこらじゅうを這っているので休憩どころではない。虫を避けながら奥へ向かっていくと、突然辺りが明るくなる。周囲を見回すとそこは遊園地である。私はとりあえず竹林を抜けられたことに安心して遊園地を歩いて回る。
しかし、じきにおかしいことに気付く。この遊園地の客は誰も乗り物に乗ろうとしていない。行列もできているのだが、肝心のアトラクションは無人のまま稼働し続けており、最前列にいた客は自分の番が来ると再び列の最後尾へ戻ってしまう。にもかかわらず、彼らは非常に楽しそうな笑顔を浮かべている。私は怖くなって、これならさっきの竹林の方がましだと思いあの抜け道を探すが、どうしても見つけられない。疲れてベンチに腰かけていると、象の着ぐるみを着たキャラクターがやって来て風船を手渡してくれる。私がそれを受け取ると、象は隠し持っていた針で風船を割り、ホホホと甲高い声で笑ってどこかに行ってしまう。


コメント