嘘の夢の話 9月9日
黄色いランドセルを背負った男の子と一緒に大きな橋を渡っている。男の子は福助のような顔をしていて、妙に歩幅が狭くちょこちょこ歩くのでそれに合わせてゆっくり歩かなければならない。彼はこちらの質問は無視するくせに、私の経歴や交友関係についてしつこく聞いてくるのでなんとなく嫌な子供だなと思う。
にわかに天気が悪くなり、激しい雨が降り出す。急いで橋を渡ろうと男の子の腕を掴むと、まるで粘土を握ったようなぐにゃっとした感触があり、私はぎょっとして彼をその場に置き去りにし、一人で橋のたもとにある建物に逃げ込んでしまう。そこの職員に息も切れ切れに「変な子供が……」と報告して橋の方を指差すと、男の子は橋の真ん中あたりで立ち止まり、ランドセルを下に置いてその中に頭から入ろうとしている。私はその光景が凄まじくおぞましいものに思え、パニックになりながら職員に助けを求める。職員は私を落ち着かせようとして、Mr.Lonelyを歌ってくれる。


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