嘘の夢の話 9月15日
デパートの屋上で涼んでいると、上空をグライダーくらい大きな蜂が飛んでいるのが見えたので慌てて建物の中に逃げ込む。無印良品で靴下を見るなどして時間を潰してから再び屋上に戻ると、まるで台風が過ぎた後のようにめちゃくちゃな状態になっている。地面には穴まで空いており、私は飛び降りてその中に入る。
穴の中は、無数の自動販売機が並ぶ細長い通路のような場所である。下のフロアにこんなスペースはなかったはずだし、通路はデパートそのものの大きさより長く続いているように見える。自販機に一般的な飲料はなく、試験管のような形の容器に入った琥珀色の液体が並んでいる。
しばらく進んでいくと、突然警報が鳴り出したので急いで自販機の陰に隠れる。警報が鳴り止むと足音が聞こえ始め、通路を何者かがこちらに向かってくる気配がする。それは、サナギから人間の手足が生えている奇妙な生き物である。それは手に卓上ベルを持ち、裸足なのにカツカツと音を立てながら近づいてくる。息を潜めているとそれは私の横を素通りしていくが、通り過ぎざまにベルをチンと一回鳴らす。すると私の足元に数匹のムカデが出現し、服の上から次々と噛み付いてくる。


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