嘘の夢の話 10月7日
森の中に、木々に混じって錆びた金属製の柱が立っている。柱は周りの木と同じくらいの高さで、叩いてみると中が空洞になっていることがわかる。私は落ちている小石を拾って柱のてっぺんに向かって投げる。小石は柱に当たって跳ね返り地面に落ちる。その小石を拾い、再び柱のてっぺん目がけて投げつける。これを何度も繰り返しているうちに小石を見失ってしまったので、今度は自分がジャンプして柱のなるべく高いところに触ろうと試みる。しかしそんな高くに届くこともなく、足腰も疲れてきたので、私はとうとうやることがなくなってしまう。
私は柱にもたれかかって空を見上げる。厚い雲が垂れ込めていて、今にも雨が降り出しそうな天気だ。もう降っているかもしれないと思って手をかざしてみるが、判断がつかない。降っているようにも、降っていないようにも思える。本当にどっちなのかわからないのだ。


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