嘘の夢の話 10月8日
近所を散歩しているとどこからか祭り囃子が聞こえてくる。音の出所を探し歩いたところ、町内会の集会所に使われている木造の平屋に行き当たる。中を覗くと、大広間にあるラジカセから祭り囃子が流れていて、同じデザインのTシャツを着た人たちがそれに合わせて踊りの練習をしている。畳の上にペットボトルのお茶がたくさん置かれていたので一本くすね、この平屋の周りを歩いて回ってみることにする。
平屋は高い板塀で囲まれていて、その内側には鉛筆書きの天気図がたくさん貼られている。日付を見るとつい数日前のものから、古いものでは1974年に書かれたらしい天気図まであるが、なぜか日付が新しいものの方がボロボロである。しばらく進むと行き止まりになっていたので正面に引き返す。
玄関に戻るとまだ祭り囃子は流れているが、人は一人もいなくなっている。そして、お茶のペットボトルは全てべこべこに凹んでいる。私はお茶を盗んだのがばれたと焦り、近くのコンビニに逃げ込むが、店内にあのTシャツを着た人がいたので、踵を返し別のコンビニへ向かう。


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