嘘の夢の話 10月12日
久しぶりに『ハウルの動く城』が観たくなってビデオ屋でDVDを借りてくる。ところが家に帰って再生してみると、団地の広場のような場所で数人の小学生が話している映像が延々と流れるだけである。でもなんとなく気になってその映像を眺めていると、一人のジャージを着た女の子だけは会話に参加せず、カメラの方を見つめているのに気付く。私は彼女に「こんな話だなんて聞いてないよ」と言う。「私は聞いてたけど」と女の子は答える。
ちょうど話し合いが終わったようで、小学生たちは団地の建物に入っていく。ジャージの女の子は一団の最後尾につき、ちらちらとこちらを気にしながら建物の中に消えていく。突然映像が乱れたかと思うと、何事もなかったかのようにハウルの動く城の本編が始まる。しかし私は観る気になれず、DVDを取り出して押し入れにしまう。


コメント