嘘の夢の話 10月13日
ワークショップに参加して木製のレターラックを作っている。設計図通りに木材を組み立てたあと、私は意匠を凝らして底面にスポンジを貼り、入れた書類が傷まないようにする。講師の男にそれ見せると、この工夫が大層気に入ったらしく、ご褒美を買ってくれると言う。喜んで彼の車に乗り込むと、連れて来られたのは郊外にあるスーパー兼ホームセンターのような大きな商業施設である。男は私を衣料品売り場まで連れて行き、外履きなのか内履きなのかわからない変なデザインの靴を買ってくれる。「嫁もこれを履いてるんだよ」と言って彼は笑うが、私は苦笑いを浮かべることしかできない。
帰り道、男が友達の家に寄っていくと言うので私は車の中で待っている。しばらくして戻って来た男は露骨に機嫌が悪くなっていて、その後の車の運転もかなり荒い。ワークショップが催されていた工房に着くと彼は私を無言で車から降ろし、そのままどこかに走り去っていく。私は車の中にあの靴を置きっぱなしだったことに気が付くが、要らなかったのでかえって都合が良い。


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