小・中学校将棋団体戦西日本大会 兵庫・灘中が決勝大会進出逃す

福井県代表と対局する平岡小の選手(左)=神戸市中央区(二星昭子撮影)
福井県代表と対局する平岡小の選手(左)=神戸市中央区(二星昭子撮影)

文部科学大臣杯第19回小・中学校将棋団体戦西日本大会(産経新聞社など主催、ヒューリック特別協賛)が25日、神戸市で開かれ、中学校の部兵庫県代表の灘中は決勝大会出場校決定戦で、松山市立桑原中に敗れ、決勝大会(8月9日、東京)進出を逃した。

1チーム3人の団体戦。8チームずつ4ブロックに分かれて対戦する予選では灘中、桑原中とも3戦全勝で決定戦に進出した。決定戦では、灘中は早々に1勝をあげたが、残る2人が敗れ、1勝2敗で惜しくも敗退した。

大塚統互君は「勝てる対局だったが、詰めの手順を間違えてしまった」と悔しさをにじませ、「来年、またがんばります」と雪辱を誓った。

中学校の部の白陵中は予選で敗退。小学校の部の西宮市立香櫨園小と神戸市立北須磨小、加古川市立平岡小(普及推薦枠)も予選で敗れた。

▽出場選手(敬称略)

香櫨園小=砂原詠心(3年)砂原桜成(1年)多賀光広(4年)

北須磨小=高橋英之(6年)直井友寛(4年)高橋良昌(4年)

平岡小=南俊太(6年)水澤篤史(6年)森田洸(6年)

灘中=大塚統互(2年)石井雄久(2年)伊井颯一(2年)

白陵中=前田昂希(2年)長棟想平(1年)中田康成(2年)


▼小学校Aブロック

◇平岡

1回戦●1-2愛知

2回戦●1-2福井

3回戦〇2-1高知

▼小学校Bブロック

◇香櫨園

1回戦〇3-0徳島

2回戦●1-2大阪

3回戦〇3-0滋賀

▼小学校Cブロック

◇北須磨

1回戦〇2-1京都

2回戦●1-2愛媛

3回戦〇2-1山口


▼中学校Bブロック

◇白陵

1回戦〇2-1大分

2回戦●1-2愛知

3回戦●1-2高知

▼中学校Cブロック

◇灘

1回戦〇2-1沖縄

2回戦〇3-0滋賀

3回戦〇2-1岡山

▼決勝大会出場校決定戦

松山市立桑原2-1灘

会員限定記事

会員サービス詳細