四谷くんと、大阪・関西万博に行きました。

炎天下の東ゲート。
私の周りでは、万博に行った人が割と多く、「もう一回行くねん」とリピートする人もちらほら。(私の両親とおばは通期パスを買って何度も行っているとのこと。)そんな人たちの土産話を耳にして、「へ~行きたいなあ」と思い、四谷くんと7月下旬に行くことを約束。
ただ、3か月抽選は間に合わず、7日前抽選は「どれか当たるやろ~」と適当に申し込んだら全部外れ、3日前抽選は『白い巨塔』を見ていたら終わっていました。
そして当日、四谷くんは「うごきやすい靴買いたい」と朝に靴を買いに行き、11時入場だったのに、11:30に着きました。・・・こんなに前準備がグズグズな人も、万博には行けます!
パビリオン入れた・・・!

大屋根リングはすずしい
先日、なにも予約できなかったという状況に直面したとき、四谷くんが「大屋根リングさえ見れたらええかも」と言っていたのを思い出しました。
あと、知人が「パビリオンに入れなくても、建物の外観を眺めるだけでも楽しい」と言っていたのも思い出しました。
自分の中で、「散歩」に力を入れる機運が高まってきたとき、ふと、だれも並んでいないアラブ首長国連邦のパビリオンが目に入りました。

建物の中に入れました!!
巨大なナツメヤシが展示されたシンプルな空間。
「パビリオンに入れた」「すずしい」というだけで、ふたりとものテンションがあがりました。
すぐ昼食
ちょっともうお腹がすいてたまらなかったので、

すぐ入れそうだった北欧館のレストランに入りました。
「IKEAのレストランで北欧っぽいものをいつも食べているかも・・・」と脳裏をかすめましたが、

魚卵ののったワッフルとトーストがめちゃくちゃおいしかったです。
彷彿ガイドブック
四谷くんとお昼を食べながら、「さすがに作戦を練ろう」と話し合いました。
予約できなかったのは大概が自分のせいなのにも関わらず、「予約できへんかった!ウワアアア」と荒ぶっていたのですが、前日に「さすがになんか情報仕入れたほうがええか・・・」と本を買っておりました。
この本、地図もついてるしとても重宝しました。
ただ、公式本ではないので、

よくみると「どこか万博を彷彿とさせるデザイン」になっている

彷彿ミャクミャク。
編集者がイラストレーターさん・デザイナーさんに「彷彿とさせてください。ただ、彷彿でとどめてください」と注文したんでしょうか。
「さすがに当日予約しよう」と頑張ってみたところ、3時台の「未来の都市」が予約できました。どんなパビリオンか全く知りませんでしたが、「よ、予約できた!」と嬉しさがこみあげてきました。
トルクメニスタン
私が今回もっとも行きたかったパビリオンが、

独裁国家・トルクメニスタンのパビリオンでした
テレビやブログでトルクメニスタンの旅行記を見て、あまりにも整った首都空間と尻尾のつかめなさに「いつか行ってみたい・・・」とあこがれを抱いてきました。
そんなトルクメニスタンが日本に展示をしてくれるのですから、これは「行き」でした。

あ!入口に大統領のセルダル・ベルディムハメドフの肖像画が
筑波大学から名誉博士号を授与されているらしく、日本とつながりが深いようです
まずは、トルクメニスタンの紹介映像です。

憲法記念碑、アレム中央文化センター(屋内観覧車)など、首都アシガバートの建築のCGが。
『ぼくらの』に出てきそうなフォルムですよね・・・!
2階には、歴史・産業などを紹介するエリアです。

物品がザっと並んであり、知識がないとつかみどころがない・・・!
英雄を何人も紹介してくれるのですが、私が知識なさすぎて、「英雄多いな」という浅い感想に。あと、とにかくアラバイ犬と、馬がご自慢のようでした。

3階のテラスで、噴水ショーが見えました。
1階にもどり、売店があり、ぶらぶら見ていると、

マグネットのお土産が。
トルクメニスタンもこんな感じの商品も作るんですね・・・!2500円して血涙でそうでしたが買いました。
夢感
ここまでで2時間くらいしか経っていませんが、四谷くんも私も仕事や遊びでの連日の疲れが重なり、そして会場のあまりの暑さに明らかにボーッとしてきました。
なんか「夢」っぽさが増してくるのです。
歩けるし、ご飯も食べられるけど、なんか視界に入るものに現実感があまりないのです。当初、万博会場に特殊な建物がいっぱいあるから現実感がないのかと思いました。
こまめに水分補給し、涼しい建物に入り、座ったりして対策はとるものの、一向に夢感は解決されません。

途中、テーブル設置のベンチで寝ました。
室内に入って涼めばマシになるかなとコモンズCでグアテマラを見ている時、

四谷くんが明らかに上の空。
「今、どこの展示見てるかわかる?」と聞いたら、


もうあきらかにダメでした。
どの国の展示かわからない状態の人が万博にいました。


英断です。
初めて「英断していい?」と聞きました。
15:00になる前に帰りました。
「未来の都市」の予約をキャンセルしました。
おそらく2人とも熱中症だったのだと思います。
しかし、2人ともぼーっとしていたばっかりに、ぼーっとしていました。

帰り道、貧乏根性でパビリオンの写真だけ撮った

見直してみて、「人多っ」と思った。こんなに人がいた記憶がない。

会場出口、アスファルトに描かれたミャクミャクの形態変化をたのしむくらいの元気しか残されていなかった

音符かわいい
帰りの電車で、やや回復して
「まじで英断やった」
「英断すぎた」
「事前予約外れまくっててよかったかも」
「ていうか、途中寝てる時点でアウトやった」
という話題で持ちきりに。
最近の暑さはほんとうに危ないので、「英断」でいきましょう。
めちゃくちゃ気候変動のこと真剣に考えた万博でした。
次は、雨降ってる夜に行きたいです。
炎天下の東ゲート。
私の周りでは、万博に行った人が割と多く、「もう一回行くねん」とリピートする人もちらほら。(私の両親とおばは通期パスを買って何度も行っているとのこと。)そんな人たちの土産話を耳にして、「へ~行きたいなあ」と思い、四谷くんと7月下旬に行くことを約束。
ただ、3か月抽選は間に合わず、7日前抽選は「どれか当たるやろ~」と適当に申し込んだら全部外れ、3日前抽選は『白い巨塔』を見ていたら終わっていました。
そして当日、四谷くんは「うごきやすい靴買いたい」と朝に靴を買いに行き、11時入場だったのに、11:30に着きました。・・・こんなに前準備がグズグズな人も、万博には行けます!
パビリオン入れた・・・!
大屋根リングはすずしい
先日、なにも予約できなかったという状況に直面したとき、四谷くんが「大屋根リングさえ見れたらええかも」と言っていたのを思い出しました。
あと、知人が「パビリオンに入れなくても、建物の外観を眺めるだけでも楽しい」と言っていたのも思い出しました。
自分の中で、「散歩」に力を入れる機運が高まってきたとき、ふと、だれも並んでいないアラブ首長国連邦のパビリオンが目に入りました。
建物の中に入れました!!
巨大なナツメヤシが展示されたシンプルな空間。
「パビリオンに入れた」「すずしい」というだけで、ふたりとものテンションがあがりました。
すぐ昼食
ちょっともうお腹がすいてたまらなかったので、
すぐ入れそうだった北欧館のレストランに入りました。
「IKEAのレストランで北欧っぽいものをいつも食べているかも・・・」と脳裏をかすめましたが、
魚卵ののったワッフルとトーストがめちゃくちゃおいしかったです。
彷彿ガイドブック
四谷くんとお昼を食べながら、「さすがに作戦を練ろう」と話し合いました。
予約できなかったのは大概が自分のせいなのにも関わらず、「予約できへんかった!ウワアアア」と荒ぶっていたのですが、前日に「さすがになんか情報仕入れたほうがええか・・・」と本を買っておりました。
この本、地図もついてるしとても重宝しました。
ただ、公式本ではないので、
よくみると「どこか万博を彷彿とさせるデザイン」になっている
彷彿ミャクミャク。
編集者がイラストレーターさん・デザイナーさんに「彷彿とさせてください。ただ、彷彿でとどめてください」と注文したんでしょうか。
「さすがに当日予約しよう」と頑張ってみたところ、3時台の「未来の都市」が予約できました。どんなパビリオンか全く知りませんでしたが、「よ、予約できた!」と嬉しさがこみあげてきました。
トルクメニスタン
私が今回もっとも行きたかったパビリオンが、
独裁国家・トルクメニスタンのパビリオンでした
テレビやブログでトルクメニスタンの旅行記を見て、あまりにも整った首都空間と尻尾のつかめなさに「いつか行ってみたい・・・」とあこがれを抱いてきました。
そんなトルクメニスタンが日本に展示をしてくれるのですから、これは「行き」でした。
あ!入口に大統領のセルダル・ベルディムハメドフの肖像画が
筑波大学から名誉博士号を授与されているらしく、日本とつながりが深いようです
まずは、トルクメニスタンの紹介映像です。
憲法記念碑、アレム中央文化センター(屋内観覧車)など、首都アシガバートの建築のCGが。
『ぼくらの』に出てきそうなフォルムですよね・・・!
2階には、歴史・産業などを紹介するエリアです。
物品がザっと並んであり、知識がないとつかみどころがない・・・!
英雄を何人も紹介してくれるのですが、私が知識なさすぎて、「英雄多いな」という浅い感想に。あと、とにかくアラバイ犬と、馬がご自慢のようでした。
3階のテラスで、噴水ショーが見えました。
1階にもどり、売店があり、ぶらぶら見ていると、
マグネットのお土産が。
トルクメニスタンもこんな感じの商品も作るんですね・・・!2500円して血涙でそうでしたが買いました。
夢感
ここまでで2時間くらいしか経っていませんが、四谷くんも私も仕事や遊びでの連日の疲れが重なり、そして会場のあまりの暑さに明らかにボーッとしてきました。
なんか「夢」っぽさが増してくるのです。
歩けるし、ご飯も食べられるけど、なんか視界に入るものに現実感があまりないのです。当初、万博会場に特殊な建物がいっぱいあるから現実感がないのかと思いました。
こまめに水分補給し、涼しい建物に入り、座ったりして対策はとるものの、一向に夢感は解決されません。
途中、テーブル設置のベンチで寝ました。
室内に入って涼めばマシになるかなとコモンズCでグアテマラを見ている時、
四谷くんが明らかに上の空。
「今、どこの展示見てるかわかる?」と聞いたら、
もうあきらかにダメでした。
どの国の展示かわからない状態の人が万博にいました。
英断です。
初めて「英断していい?」と聞きました。
15:00になる前に帰りました。
「未来の都市」の予約をキャンセルしました。
おそらく2人とも熱中症だったのだと思います。
しかし、2人ともぼーっとしていたばっかりに、ぼーっとしていました。
帰り道、貧乏根性でパビリオンの写真だけ撮った
見直してみて、「人多っ」と思った。こんなに人がいた記憶がない。
会場出口、アスファルトに描かれたミャクミャクの形態変化をたのしむくらいの元気しか残されていなかった
音符かわいい
帰りの電車で、やや回復して
「まじで英断やった」
「英断すぎた」
「事前予約外れまくっててよかったかも」
「ていうか、途中寝てる時点でアウトやった」
という話題で持ちきりに。
最近の暑さはほんとうに危ないので、「英断」でいきましょう。
めちゃくちゃ気候変動のこと真剣に考えた万博でした。
次は、雨降ってる夜に行きたいです。
コメント
コメント一覧 (2)
唐沢むぎこ
が
しました