嘘の夢の話 11月12日
電車の乗り換えに失敗して、よく知らない地下鉄駅のホームに取り残されてしまう。その駅は照明が暗い上に気温と湿度が異様に高く、ひどく居心地が悪い。エアコンが効いている待合室もあるが、その中では学生が何人も机を並べて勉強しているので入ることができない。私はホームの壁にもたれて次の電車の到着を待つ。
しかし電車はなかなかやって来ない。服は汗でびしょびしょになり、頭もくらくらする。自販機はあるが、取り出し口が板で完全にふさがれているので飲み物を買うこともできない。私はしびれを切らし、線路を走って次の駅まで行くことにする。私は線路に飛び降りるが、足がもつれてすぐに転んでしまう。起き上がろうにも、まるで突然重力が強くなったように体を起こすことができない。陰気なホームに似つかわしくない軽快なメロディが流れ始め、電車がやって来ることを知らせている。待合室にいる学生に必死で助けを求めるが、彼らは全員机に頭がめり込んでいて私に気付く様子はない。


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