嘘の夢の話 11月15日
ほとんど話したことのないマンションの隣人が、旅行の土産だと言って和菓子の詰め合わせをくれる。箱を開けてみると、到底和菓子とは思えないような奇抜な色と形状をしたものがたくさん入っている。やや不気味に思いながら口に運ぶと、それは派手な見た目に反して、桃山のようなやさしい味わいである。
私は何かお返しをしなければと思い、田舎から送られてきた野菜を持って隣人の部屋を訪れる。彼は和菓子が私の口に合ったかひどく気にしている様子で、しきりに不味くなかったかと尋ねてくる。適当にあしらいつつドア越しに彼の部屋の中をちらりと覗くと、ダクトのような管が床を埋め尽くしている。その管はよく見ると動いており、隣人の背後にゆっくりと忍び寄ってくる。私は怖くなって会話を切り上げ、自分の部屋に戻る。その直後、隣家の方から何かが倒れたような大きな音が聞こえる。再び外に出るが、すごい量の砂埃が舞っていて何も見えない。


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