嘘の夢の話 11月19日
美術家の個展の手伝いをしている。私は設営に必要な小物を買うよう頼まれホームセンターに行くが、どうしてか庭に置く用のコンガのオブジェ(あくまでオブジェなので、叩いても音は鳴らない)を買って帰ってきてしまう。あまりに申し訳ないのでそれを隅っこの方に置き、ギャラリーの向かいにある喫茶店から様子を伺うことにする。
やがてギャラリーにいる人たちはコンガの存在に気付き始めるが、特に怒ってはいないようで、その表面を撫でるように触っては各々の作業に戻っていく。安心したのも束の間、今度はギャラリーの方からすごい騒音が聞こえてくる。見ると、ギャラリーの中で何かすばしこい動物が大暴れしている。その動物はまるでボールのように壁や床を跳ね回って、会場や作品を破壊していく。美術家は作品に覆いかぶさって死守しようとするが気絶し、他の人たちは一目散に外へ逃げていく。私はそのさまを眺めながら、乗り換え案内で帰りの電車の時間を調べる。


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