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【時事】参政党 情報整理:ロシア関連

2025年参院選で大きく躍進した参政党の検証を行います。まあ、訴訟沙汰になるのもよろしくないので、保守党同様「主観は極力排除」して客観的な資料になるように致します。先に結論を申し上げますが、実際にロシアからの意向を直接的に参政党が受けて動いているようなエビデンスはありません。まあ、一般人の私が取材もなしにオープンソースの情報だけでそんなところにたどり着けるとも思っていませんが、情報をあつめていけば「参政党の主張とロシアの主張が同じベクトルなのか、類似点が多いのか」は分かると思います。筆者は、かねてから「参政党はロシア寄りだよなぁ」と漠然と考えておりましたのでこの機会に言語化、検証していきましょう。

誹謗中傷は行いません。複数の動画等を掲載しますが、あくまで「そういう発言をしたのか否か」の確認のための引用という事でご了承ください。いつもの通り「事象・事実の羅列」です。

また、ウクライナとロシアのどちらが善か悪か、的な話は極力避けます。確認したいのは「参政党はどちら寄りなのか?」です。

検証や発言のソース確認するために参政党の動画やソースを視聴、確認していたのですが、これはなかなかキツかったです…。黒猫ドラネコ氏とか凄いなぁ。私見は最後に述べますが、読まれた方々がどうお考えになられるかは自由です。なお、bot関係は「ボットファームからの拡散の仕方」などの検証スキルを私は持ち合わせておりませんので、今回は割愛します。まあ、あるだろうなとは思ってはいますが…


01. Sputonik

政治系アカウントの方はご存知かもですが、一般的な知名度がいかほどなのかはちょっとわかりません。ロシアのメディアというくらいの認識はある程度の認知はされているとは思いますが、細かいところまでご存知の方は少ないのではないでしょうかね。私もうっすらと分かってはいたけど、ここまでとは…と。では、掘り下げていきましょう。


01-01. そそもそもSputonikって?

ご存知のない方のために説明しますとSputnikは通常のニュースメディアのように装っていますが、実はロシア政府の傘下にあり、政府の方針に沿った情報を発信する媒体です。ロシア政府からの予算配分や補助金が主な財源であり、それ故に「ロシアの意向」が色濃く反映されます。ウクライナ侵攻においても、複数の偽情報の拡散も指摘されています。EU加盟国からは、ロシアによる偽情報を用いたプロパガンダを防ぐことを目的に、Sputonikへのアクセスがブロックされています。

「Sputnikはロシアが国家的に運営しているメディアで、他国の世論分断を行ったり、ロシアのイメージアップを宣伝を行うプロパガンダ機関」という認識でいいでしょう。


01-02. Sputonikに対する各国の対応

フランスではマクロン大統領が名指し批判しています。大統領選期間中にマクロン氏をめぐる偽情報を流して選挙に影響を及ぼそうとしたとの事。

アメリカでは、大統領選に偽情報を流して選挙介入しているとSputonikを批判。複数幹部を制裁対象にし、クレムリン(ロシア大統領府)関係の報道関係者らのビザ発給を制限するなどしています。

イギリスも同様にSputonik批判をしています。こちらはウクライナ侵攻に関しての偽情報を流していたためですね。運営組織や幹部等、14の個人と組織を制裁対象に加えると発表。

EUでもウクライナ侵攻の偽情報を理由に禁止措置が取られていますね。

「ロシアのプロパガンダと認識したうえで接する」なら、最初から懐疑的に読む事ができるでしょうが、一般の「政治に興味があまりなく、免疫ゼロのまま普通の記事のように読み進めてしまう層」は、いつの間にかロシア発信の論調に染まってしまう危険性があります。


01-03. さや氏、Sputonikインタビュー

さて、そんな西側諸国からは軒並み制限されたり閲覧できなかったりするSputonikですが、参政党のさや氏がインタビューに応じておられます。

このご時世だと「ロシア政府系メディア」に出る危険性はわかりそうなもの。元々参政党はロシアに融和的だという論調は一定数ありましたので…


01-04. 神谷氏の反応

神谷氏の指示、もしくは参加の許諾がなかった場合は「党内の誰がこの話を受けたのか」が問われます。これは「現場サイド」とのことです。さや氏、もしくはその周囲のスタッフとなります。では、神谷氏はどう反応したのでしょうか?

これはさや氏はお咎めはないのでしょうか?


01-05. 明治大学 齋藤孝道教授の見解

この分野は難しくて、素人にはなかなか取っつきにくい面があるのですが、それをわかりやすく説明してくださる明治大学サイバーセキュリティ研究所の所長、齋藤孝道教授のインタビューがYahooニュースに掲載されていました。

Q:Sputnik 日本の実態は?
A:“一般メディアっぽく”見せる必要があるので、基本的には政治だけではなく、生活的な話や、ほんのりとした話題など様々な軸で発信をしています。そしてフォロワーを増やす。そうした情報のなかに、発信したい自分たちの『プロパガンダ』や『ナラティブ』を、所々で織り交ぜるというやり方です

上記Yahooニュース

XのSputonikアカウントのポストには「日本のメディアよりもSputonikを信じる」という方が多く散見されます。これを「特定の個人発信(だが、体裁としてはニュースサイト、まとめサイト)」がかなりの頻度で拡散しているのはご承知の通りです。


01-06. ロシア側の反応

当然、ロシア側の反応も確認すべきですよね。

ロシアのノズドレフ駐日大使が、参政党さや公認候補がSputonikインタビューで批判されている事を巡り「ロシアのメディアを中傷するために汚い政治手法が利用されている」と批判したとの事。


01-07. AERA記事

ここに一定の「ロシア側の参政党へのスタンス」が掲載されています。インタビュアーに回答しているのは篠原常一郎氏。参政党の創設から携わっておられる方です。

【ロシアは参政党を非常に好意的に見ている】
Q:選挙介入の意図がないのであれば、なぜスプートニクはさや氏に取材オファーをしたのでしょうか。
A:参政党がロシアで非常に注目されているからです。ロシア人は安全保障問題に敏感で、隣国であり極東方面の戦略的重要位置にある日本への関心は、特別なものがあります。その日本で、最近まで聞いたこともなかった党が有力政党として急進していれば、当然読者のニーズは高い。ロシアが気にしているのは、日本が今後自国にとって脅威になるのか、友好国になるのかという点です。だからこそ、将来的に在日米軍基地をなくすべきだと主張している参政党のことを非常に好意的に見ている。党として反グローバリズムを掲げている点でも、「日本においてプーチン大統領的思想が支持される素地ができたのは?」と期待感を持っています。

AERA

「ロシアの国益、利益になるために参政党に期待しているような回答です。まあ、篠原氏がロシアに非常に傾倒しているからこそ、こういう回答も包み隠さず出てきたのではないかなと思います。


02. ゼレンスキー批判・プーチン礼賛

ウクライナ侵攻に関しては、人によってロシア批判の場合もあれば、ウクライナ批判もあり、どちらにも肩入れすべきではないという派もあり、見解が分かれます。どちらも無謬ではない、どっちもどっち、という論調はわからなくもないです。実際、国連でもロシア非難決議は賛否両論です。ロシアと密接なつながりがある国も多いですし、共産主義・社会主義国もあるので、まあ割れるのはそうでしょうね。

日本においても「ロシアに対しての賛否」は分かれるでしょう。まあ、日本は西側諸国サイドですし、北方領土問題も片付いていないので、国内の主流派は「ロシアに対しては批判的」がスタンダードでしょう。そこを踏まえて、ここでは「参政党はどちら側に肩入れしているのか?」を記載していきます。


02-01. ゼレンスキー批判

まずは党公式のこの記事をご確認ください。

その点だけを見ればゼレンスキー氏はロシアに全力で対抗するウクライナの愛国者のようだが本当にそうだろうか? 2014年にフランスとドイツが仲介の労を取りロシア・ウクライナ間の停戦協定がベラルーシの首都ミンスクで結ばれている。このミンスク合意に反して国内のネオナチやアゾフ大隊・連帯と呼ばれる極右勢力を使い、ロシア系の自国民が住むウクライナ東部ドンバス地方を執拗に攻撃したのが彼だ。

参政党公式

ロシアがウクライナ侵攻の理由に「ウクライナ内部でネオナチが跋扈している」をあげていました。ウクライナ国内に極右勢力やネオナチ的な思想を持つグループは確かにあるにはあるのですが、別にウクライナの趨勢を左右するほどの勢力がある訳ではなく、政治的影響力は限定的であるようです。ジョンズ・ホプキンス大学のユージン・フィンケル准教授は「ウクライナのネオナチ派の影響は比較的小さく、政治レベルでの影響力は存在しない」と述べています。これは参政党の論調のベースに「ロシアのプロパガンダ」に沿う文脈がある事を意味します。

今回の紛争では、ロシア兵が戦死傷し、ウクライナ市民の多くが家を失い死傷者も多数でている。誰も得をしたように見えないのだが、一人大きく得をした人物(勢力)がある。それは支持率が10ポイントも上昇した米国のバイデン政権だ。アフガニスタン撤退の失敗もあり大きく支持率を落とし今年暮れの中間選挙で大敗すると言われていた米国民主党がこれで一息付けたと思う。もしそのために今回の紛争を起こしたとしたらそれは悪魔の仕業としか言えない。今回軍事・兵力的に大きく劣るウクライナがここまで持ちこたえているのも不思議だ。その背景にはNATOの武器供与のほかに米国の民間軍事会社の支援があると噂されている。

参政党公式

ポイントは(米民主党:バイデン政権)が「そのために今回の紛争を起こしたとしたらそれは悪魔の仕業としか言えない」と記述されています。主要な国際機関やメディアの報道では、ロシアのウクライナ侵攻は「ロシア自身の選択と戦略的な判断によるもの」認識されていて、米民主党がこの侵攻を意図的に引き起こしたという主張は、陰謀論以上の裏付けがなさそうです。(もしあれば、ご教示ください)


02-02. 馬渕 睦夫・松田 学共著

松田学氏は馬渕睦夫氏と共同で「日本を危機に陥れる黒幕の正体」という書籍を出しておられます。馬渕氏がどういう来歴でどういう思想なのかは、記述するととても長くなってしまいそうなので、ざっくり説明すると、元ウクライナ駐在大使で、昨今のロシア発の陰謀論の拠点にいらっしゃいます。「世界はディープステートという国際金融資本の意のままに動いている」という言説を日本で広めたのはこの人じゃないかな。

まあ、上記記事はホロコーストに結びつけようとする古谷氏の主張が前面に出すぎてて「市の職員さんも受け答えに苦労している」のが見て取れますが、馬渕氏の人物紹介的なところは概ね伝わるかと。

これも私の知る馬渕氏の人物像と合致しました。全面的に「ロシア政府と同じ主張をし、科学的根拠やエビデンスのあるウクライナ被害に関しては事実と異なる事を喧伝する方です。この上記の記事だけで「ああ、こういう人なんだ」となんとなく推察されるかなと思います。

松田氏はこの馬渕氏と共同で書籍を執筆されておられます。馬渕氏はかなり古くから参政党のイベントに登壇したり、割と親交が深い位置にいらっしゃったので、この2人での共同執筆は自然な流れではあったかなと思います。

この時もネットでは「参政党は陰謀論者と組むのね」という論調のツイートがそこそこあったと記憶しています。が、松田氏はこれに反論しておられました。「陰謀論ではなくリアリズム」を主張しておられました。

絶賛だらけの「レビュー」ではかなり陰謀論的な論調を熱く語っておられる読者の方が多く、ゼレンスキー批判、プーチン礼賛論調です。これは普通に「親露」という認識でいいかと思います。


03-01. プーチン絶賛(及川幸久)

次は「赤坂チャンネル」という参政党公式Youtubeからですね。出演しているのは、2020年の米国大統領選挙で一躍有名になった及川氏。またこの件でもプーチンを大絶賛しておられます。プーチンの功績を番組全編通して語っておられます。

びっくりするくらいプーチンを褒めたたえておられます。

ネットで政治界隈を見てこられた方的には「馬渕、及川」だけである種の傾向が見えてくるかと思います。


03-02. プーチン礼賛(松田学)

これは軍需産業が利権のために戦争を長引かせているという論調ですね。

これは旧冷戦時代のイメージを引きずりすぎているのではないでしょうか。現在は軍需産業は「儲かるとしても不安定」というのがスタンダードです。兵器というのは基本的に少量特注生産品の塊で、しかも需要が限られているからです。大量生産しにくいのですよね。勿論、戦争(昨今のウクライナや中東のような事態)だと需要は伸びます。旧式の兵器を新型に買い替えなければならないとかですね。この辺で「軍産複合体は戦争を起こしてそこで人の命や平和と引き換えに金儲け」というロジックに乗ってしまう方が割といます。が、兵器の開発にはかなりの時間が必要で、戦争が起きてからでは間に合わない。輸出にはどの国も明確なルールが一定程度存在しますので「じゃあ、来月トマホーク輸出するわ」みたいな安易な動かし方も難しい。この解説をX上にてMASAさんがされておられました。


03-03.  神谷宗幣国会答弁

まずは第211回国会、参議院財政金融委員会(2023年4月6日)の国会答弁の引用から確認。公文書にこれが残ってしまっているのは同盟国のアメリカに対してあまりよろしいとは…

最初に、拠出国債を活用したウクライナ支援ですが、まず事実関係を確認したいと思います。アメリカの機関投資家や政治活動家の面々がゼレンスキー大統領を担いでNATOの東進を進めようとし、ロシアの怒りを買って始まったロシアのウクライナ侵攻が泥沼化しています。アメリカの軍事産業や石油産業は莫大な利益を得たものの、EUの国々はエネルギー不足や物価高騰などのとんでもない損害を受けて、もうこれ以上アメリカの戦争には付き合えないと悲鳴を上げています。オーストリアなどでは、ゼレンスキー大統領が支援のお願いに行っても、三分の一ほどの国会議員が、我々は中立でいたいということで議会から退席してしまうような状態で、ハンガリーやブルガリアでも同じような姿勢になっているというふうに聞いています。ウクライナの損害はざっと四千億ドル、日本円に換算して約五十兆円に上っていますが、今回はその長期的な復興支援ではなくて、短期的に2023年分の四百億ドルが戦争継続のために足りないのでこれを支援したい。これまでにアメリカも二百三十億ドル、EUも二百五十億ドル突っ込んで支援が難しくなっており、世界銀行もこれ以上リスクを取って支援できないということで、何とか各国から保証を集めたいが、なかなか協力が集まらないので、同盟国のアメリカに頼まれて呼び水となる五十億ドル分、約七千億円を世界銀行の基金に拠出国債という形で信用補完をしてあげたいと、こういった話の流れで大筋は間違いないでしょうか。

第211回国会 参議院財政金融委員会 第9号 令和5年4月6日

「アメリカの機関投資家や政治活動家の面々がゼレンスキー大統領を担いでNATOの東進を進めようとし、ロシアの怒りを買って始まったロシアのウクライナ侵攻が泥沼化しています」が前提条件のように語られています。NATOの拡張や、地政学的、歴史的な背景は前提として、アメリカの機関投資家がトリガーになっているという確たる情報を筆者は寡聞にして存じません。


03-04. ウクライナに平和を 銀座デモ2023.05.18

これが割とややこしいので、ここは長くなりそうですね。割と多くの最近の「扇動」に関わっているのが、ここで出てくる佐藤和夫氏だったりします。

2023年5月に銀座で行われたデモのチラシです。大きく銘打たれたタイトルは「ウクライナに平和を」なので、これのみでは「ロシア擁護でもウクライナ擁護でもない」ように思えますが、メインタイトルの下の箇所を見てみると「メディアの一方的ロシア悪者論はフェイクニュース」「戦争で喜ぶのは産軍複合体だけ」と記載があります。偏向メディアはロシア悪玉ナラティヴを展開している(Russophobe)の立場ですね。

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そうそうたるメンバーが並んでおられますが、実は「勝手に名前を使われている」ケースもあるようです。それを訴えておられる奥本康大さんのブログがこちら。本人許諾なしで名前を掲載ですか…いくらなんでも…

これ、主催が「ウクライナに平和を求める会」とありますが、公式サイトもなければ主催者の素性が不明。でも、結構なメンツが顔を並べておられますよね。ネットで政治界隈のニュースなどを見ておられる方は「知っている人ばっかだ、凄い」となるかもしれません。上記の奥本氏のブログの最期に佐藤和夫氏が名指しで記載されています。電脳塵芥氏も佐藤氏が主催と見ているようですね。まあ、ここに親露派のメンツが割と多く並んでいるのは(全員がそうじゃないですよ、念のため)お気付きの方も多いかと思います。

参政党に近い方で言うと、あえば浩明氏、小名木善行氏、我那覇真子氏、井上正康氏、山中泉氏など(全員は知らないから他にもいるかもです)。松田学氏も名を連ねていますね。が、ここで松田氏がこのデモに言及しているソースは見つかりませんでした。もしかしたら彼も名前を使われただけなのかもしれません。あー、よかった、親露派のデモには加担していなかったんだね!と思っていたんですが…佐藤氏は割とガッツリと参政党を応援しておられます。最近は深田萌絵氏や吉野敏明氏の「日本誠真会」の活動なんかにも参加しておられるようですし、財務所解体デモや深田萌絵氏のデモなんかにも関わっておられるようですね。

佐藤氏の参政党応援はざっと調べてみたところ、こんなのが出てきました。
参政党宮城Instagram
参政党山形 X
選挙ドットコム 鈴木みか

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神谷氏とは直接絡んでないのかな、と思ったら、ちゃんと絡んでおられました。さすが、参政党ネタには強いフラットムーンさんです。

長くなりましたが、ロシア擁護デモ主催者であろう人物と参政党は繋がりが深いように考察されます。というか、陰謀論デモ、反政府デモのあちこちに顔出しているような人物を応援弁士に呼びまくっている訳です。

セルギー・コルスンスキー前駐日ウクライナ特命全権大使はこのデモを批判しておられます。


03-05. 神谷宗幣「改めて振り返るG7広島サミット」

これが神谷氏のお話の中でも比較的「ロシア寄りだなぁ」という顕著な例です。5分15秒くらいから「自分たちで行う国作り」というトピックがあるのでご覧ください。

さて、このお話は「ロシアは全面的に被害者、ウクライナや西側が加害者」という論調です。

インタビュアー
「それにつけてもですね、G7先進国が集まってですね、どこの国も和平に持っていくために間に入ってですね、話し合いをしようよっていう国が一つも出てこないっていうのは、相当異常な事態だと思うんですが、こちらはどうお考えなんですか?」
神谷宗幣
「誰が仕掛けたかがわかるって話ですね、はい。仕掛けられてる側だったら早くやめようとか、やめてくれと言うんですけど、やっぱり最終的にはロシアを潰したいという思惑があるんでしょう。だからそこまでやれるだけやるんだということですよね。本当にウクライナの人たちのこと考えるんだったら、私は和平になると思うんですよね。ですからウクライナという、これはもう僕も国会の委員会でも言ったんですけども、まあ金融投資家みたいな人たちがですね、はい、ウクライナの政治に入り込んで、ゼレンスキーさんなんかもともと芸人さんですから、はい、そういう人をやっぱりテレビでティーアップして国民の支持高めて、そう大統領にしてですね、で、そこから政治に影響力を持たしていってですね。で、ロシア系の住民殺しちゃったりとかしてやってきた結果、ロシアが怒ってですね、侵攻してきたという流れですから、その辺がもう今なかったことになってたりするんですけど、忘れちゃダメですよと。ちゃんと背景があるので。だからやっぱり仕掛けた側はやっぱり、僕は客観的ですよ、僕ら西側諸国なんでこんなことは怒られるかもしれないですけど、フラットに見たら今回の戦争は、もともとはきっかけ西側が作ってますよね、という風にはい言えると思うんです」

上記動画文字起こし

この辺りは複雑な背景があるので、専門家の中でも見解が分かれるものではあります。ロシア政府は、ウクライナ国内でロシア系住民が迫害されていると主張していますが、こうした報告が広範に肯定、認知されている訳でもありません。ウクライナ側はロシアの主張を否定しており、ロシアの行動は安全保障上の懸念や領土的野心によるものだと指摘しています。参政党、神谷氏は「双方の意見のうち、ロシア側のみの主張を全面的に支持している」とは言えるでしょう。


03-06. 細谷雄一教授「ロシアもウクライナも両方悪い」は不適切

慶應義塾大学の細谷教授の連続ポスト。多分、これ以上きっちり説明してくださっているポストはないのではないかなと思います。「どっちもどっち」論は、国際ルール上不適切だというお話を理路整然と述べておられます。


04. 対露経済制裁反対・ウクライナ支援反対

ウクライナ侵攻において、岸田政権時に対露経済制裁がなされたのはご記憶にある方も多いかと思います。これは日本独自の動きではなく、資本主義国、西側諸国では多くの国が同じような動きをしています。


04-01. ロシア発表の「非友好国」リスト

非友好国リストは、プーチン大統領が2022年3月5日に署名した大統領令に基づくものです。ロシア側から「君らはロシアに対して友好的ではないよね」と名指しされた国は48ヶ国です。日本も当然含まれます。これらの国はロシアに何らかの経済制裁を行っている、もしくは制裁に賛同している国です。

【プーチン大統領指定 非友好国】
アメリカ、カナダ、EU全加盟国(アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク)イギリス、ウクライナ、モンテネグロ、スイス、アルバニア、アンドラ、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、サンマリノ、北マケドニア、日本、韓国、オーストラリア、ミクロネシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾 (計:48ヶ国)

HUFFPOST

03-02. 神谷宗幣は経済制裁に賛成

経済制裁には反対のようです。

問1:政府がウクライナ侵攻を受けロシアに
行っている制裁についてどう思いますか。
回答:制裁をより弱めるべきだ

毎日新聞

03-03. ウクライナ支援反対(山口敬之)

この動画は参政党公式チャンネルです。山口敬之氏が参政党公式チャンネルに出演しておられます。これはまた別の観点ですね。「ウクライナの被害はロシアが破壊したもの。日本がお金を出す必要はない」という論調。


03-04. 対露経済制裁反対(山中泉)

こちらも参政党公式チャンネルです。山中泉氏は対露経済制裁、ウクライナへの支援を明確に批判しておられます。


04. 反ワクはロシア発が多いというお話

参政党が一気に勢力を伸ばしたのは「反ワクチンの支持者」を囲い込むことに成功したからだと思っています。小麦とか癌とか農薬とかオーガニックとかよりも、初期において、最大の支持者増加要因は「反ワク」ですよね。

反ワクは目的は、単に反ワクチン思想を広めることだけでなく、西側諸国の社会的な分断を深め、政府や科学機関への信頼を揺るがすことにあると分析されています。


04-01. 各社の「反ワクとロシアの関係性」記事

ここは一定の信頼度の置ける調査、学識者でないとですね。

2022年、東京大の鳥海不二夫教授などの分析です。親露アカウントの多くが反ワクのツイートをしていたという研究です。

インターネットセキュリティー会社Sola.com(ソラコム)の情報分析担当者、東京大の鳥海不二夫教授などの分析が毎日新聞に掲載されました。「反ワクの情報の源流は陰謀論を流す界隈」という認識は多くの人が持っていたであろうと思いますが、それがロシア発という記事ですね。

これは日本だけの傾向かと思いきや、そうでもなさそうで。まずロイターが2021年にこういうニュースを掲載していました。「欧米のワクチン製造会社の権威を失墜させようというプロパガンダ」と位置付けられています。

英国のガーディアン誌も「ワクチンを忌避するアカウントはプーチンを称賛する傾向がある」と伝えていたようです。オーストラリアの反ワクチングループがプーチン大統領の称賛とウクライナの陰謀に染まっているという記事ですね。

明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員である一田和樹氏のnoteが秀逸でした。Qanon後の陰謀論ナラティヴとして世界同時多発的に「反ワク+親露」が広がったという記事です。


04-02. 参政党公式「コロナ・ワクチン政策」

まあ、公式サイトで大々的に「反ワクチン」とは書かれてはいませんが、かなり懐疑的にとらえておられるのは間違いないでしょう。

当時の空気を覚えておられる方は「参政党=反ワク」だった事に異論はないでしょう。個々のケースは膨大なので割愛。

直接ロシアが参政党に介入したという形ではないです。が、構図としては「ロシアが流した反ワクチンデマが世界中で政府や社会への不信を煽っていた。これを鵜呑みにした層を一気に囲い込んだのが参政党」というものではないかと。ロシアのデマのソースに一定の信憑性を与えてしまったかな…


10.私見

Sputonikについて
おそらく、産政党の上層部、スタッフは「Sputonik」という媒体がどういうものなのかはご存じのはずです。では、候補者のさや氏はどうでしょうか?彼女は、チャンネル桜、Daily WiLL、文化人放送局、三橋TV、チャンネルAJERなど数々のネット番組でキャリアを積んだので、知らないとは考えにくい。もしご存じなかったのであれば、それは無関心すぎるかな。あくまで憶測ではありますが「知ったうえで出演した」と考えます。「直接、ロシアのプロパガンダに意図的に加担する」ではなくても「知った上で出演、いいように利用された」可能性は一定程度はあるのではないでしょうか?

ゼレンスキー批判・プーチン礼賛
ロシアとウクライナの問題は根深いです。旧ソ連が崩壊して、ヨーロッパとロシアの「境界線」上の国に関しては双方の思惑があるでしょう。あそこは資源も豊富なので、どちらの国も重要視しているのもわかります。「どちらの言い分が正しいか」を掘り下げるのは今回のnoteの主旨ではありません。参政党はどちらの言い分を支持しているか、が主旨です。ここは断言しますが、圧倒的にロシア政府の言い分と合致します。

対露経済制裁反対・ウクライナ支援反対
これも上記のトピック同様、ロシアの言い分のみを喧伝している形と判断します。参政党の関係者で「ウクライナ支援賛成、対露経済制裁賛成」という人物、発言を私は寡聞にして存じ上げません。

ここからは更にガッツリ私見です。まず、私は参政党はロシアの政府や要人と繋がっているとは考えていません。多分「ロシア勝手連」なんですよ。私設ファンクラブ的なもの。ここは意図的にそうなっているのか、全然狙っていないのに誘導されたのかは正直分かりません。

参政党は初期段階で篠原常一郎氏や馬渕睦夫氏のような「親露そのもの」な人たちと沢山絡んで「染まってしまった」のかもです。そして反ワクを打ち出すと「一定の層」をごっそり囲い込むことが出来てしまった。こうなると、ここは手放せなくなってしまいます。無農薬信仰、スピリチュアル系、反医療、DS陰謀論界隈は「個々には少ない」でも、全部集まると割と大きな勢力になってしまう。こういう人たちを集めるナラティヴを、ロシアは勝手に用意してくれる。結果、ますます「ロシアに肩入れしちゃう形」になってしまう。

ロシアがまいた種がすくすく育って大きくなってしまったと解釈します。

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