嘘の夢の話 11月30日
いかにも「怪獣が生まれてきますよ」といった感じの、毒々しい模様の大きな卵がある。私はその卵がある部屋を掃除しているのだが、額縁を落として卵を割ってしまう。慌てて屋外に逃げ、窓の外から室内の様子を観察するが何も起きる気配はない。部屋に戻ると、卵は割れてなどおらず、傍に落とした額縁が転がっている。私は安心して掃除を再開する。
しかし、何か様子がおかしい。その部屋の中を歩いていると、まるで階段を下っているような高低差が感じられる。見る限り床は平面で段差などないのだが、どんどん地下に潜っているような感覚がある。私は怖くなり、何とかなるかもしれないと思って持っているホウキを卵に向かって思い切り投げる。だがホウキは卵には届かず、見えない壁にはじき返されたように私の目の前に落ちてくる。


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