嘘の夢の話 12月1日
友達の家に遊びに行く。初めは二人でゲームをして遊んでいるが、そのうちに友達は何かを提出しに行くと言って家を出ていく。私はその隙にこの家を探索して回ることにする。
2階に上って廊下の突き当たりに行くと、友達の姉の部屋がある。どきどきしながらそこに入ると、部屋の中には大きな黒いピアノがある。全体に蒔絵のような細工が施してあるかっこいいピアノで、私はいけないとわかっていながらもそれを弾きたいという衝動が抑えられず、鍵盤に指を置く。すると、今までピアノなど弾いたことがないのに思う通りの演奏ができる。さらに、そのピアノは一音一音が子守唄のような心地よさをたたえており、私は眠気というか意識がホワイトアウトしていくような未知の感覚を覚える。
突然背後から絹を裂くような悲鳴が聞こえてきて、意識が戻る。見ると、友達の姉と思われる見知らぬ女性が部屋の入り口に青ざめた顔で立っている。咄嗟に謝ろうとするが、彼女の視線は私ではなく私の背後の窓の方に向けられている。振り向くと、人間の子供くらい大きいガガンボが窓の網戸に張り付いている。


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