今回のレビューは、1/72スケール ZOIDS より、
“AZー09 ジェノザウラー” です。
受け継がれる魔獣の遺伝子。
第2期シリーズ初の完全新規電動ゾイドにして、アニメ第1作の主人公、バンのライバル、レイヴンの搭乗機として鮮烈な印象を残し、今なお人気の高いガイロス帝国のティラノサウルス型ゾイド、
“RZー026 ジェノザウラー” が、
AZシリーズで発売されました。
デスザウラー、モルガに続く新生AZ(ADVANCED ZOIDS)の第3弾。
第2期シリーズ屈指の人気を誇るジェノザウラーが完全新規型で復活しました。
MPのフレームを流用したライガー系列機(本来の大基であるタイガーを含む)を一通り消化してからの完全新規型帝国ゾイドのラッシュが凄まじいですね。
いきなりのデスザウラーには正気か? と思いましたが、その後のモルガを挟んでの今回のジェノザウラーは、第1弾のブレードライガーの発売から当然期待されていたところなので順当というか、ようやく来たかという感じです。
発売に先がかけるかたちで進化後(後継機)のジェノブレイカーの発売告知をするのもまた憎い・・
というか、本当に帝国ゾイドの構成がえげつないですわ。
共和国はライガー系が多数発売されているとはいえ、時系列(というかアニメごと)でまとめると、今のところブレードライガーとシールドライガーだけでセイバータイガー、デスザウラー、モルガ、そしてジェノザウラーの相手をしなければならない状況です。
来月にはここにシーパンツァーが加わり、共和国側には年末にコマンドウルフが配備されて若干盛り返す可能性はありますが、その後またジェノブレイカーが来るわけですよね。
当分の間は共和国の劣勢が続きそうです。
そう思うと、やはり帝国ゾイドは層が厚いですね。
小型から大型までバラエティに富んでいるというか、見ためも含めたインパクトの強い機体が多いように思います。
それに引き替え共和国は、いい意味で堅実ですがやや地味というか、大型機には個性的なものが多いものの、ともすればデスザウラー以上の大物になってしまうのでAZ化の優先度を考えると低めになってしまうのか・・
話が逸れましたね。
それでは、レビューしていきます。
キットはパチ組みしたのみです。
パッケージ
前回までは無地の白バックにキット画像を配置したシンプルなパッケージでしたが、今回からジオラマ画像を全面に使用したものに変更されました。
そうそう。これこそゾイドだよね。
しかもこの構図、この通り完全にオリジナルのオマージュじゃないですか。
後ろに登場しているホエールカイザーからホエールキングに変更されていますが、当時の配備状況を考えるとそのほうが自然な気がする。
裏面はこれまでと基本同じです。
RZー026 ジェノザウラー
ガイロス帝国が、デスザウラー復活計画のなかで得られたデータをもとに開発したティラノサウルス型ゾイド。
ガイロス帝国における初のオーガノイドシステム(OS)搭載機で、従来の同クラスゾイドと較べてはるかに高い戦闘力を獲得。ゴジュラスとも同等に渡り合える性能を発揮しました。
必殺武器である集束荷電粒子砲の発射時には安定性向上のため、専用の射撃形態に変形するほか、ホバリングによる高速移動など、独自の機能を多数有しています、
しかしOSによるパイロットの負担が大きく、のちに量産化された一般機では一部機能にリミッターが設けられるようになりました。
アニメ第1作においては主人公、バンのライバル、レイヴンが搭乗。
バンのシールドライガーを大破させるなど圧倒的な力を見せつけましたが、復活したブレードライガーとの再戦で敗北。レイヴンは新たにフレームが赤い別機体に乗り換えました。
その機体はのちにジェノブレイカーへと進化しています。
ギアボックス
新たに開発されたギアボックスが使用されています。
胴体部のフレームと一体化した状態で前方にコードが伸び、無色クリア成型でLED内蔵の目および荷電粒子砲の砲身パーツが繋がっています。
後ろ側には尻尾を左右に振るためのレバー状のパーツが組み込まれていますが、左側だけ。
右側のパーツはあとから組みこむかたちになります。
電池の装填位置は背中側。
使用する電池は単4型2本です。
カバーはいつも通りネジで固定する仕様。
そのすぐ後ろにスイッチがありますが、外装まで組付けた状態だとやや操作しにくいのが難点・・
また、脚部基部パーツは組み立て済みのユニットになっており、ギアボックスの可動軸に直接嵌め込む軸とリンクして、ほかの2本の軸も動く仕組みになっています。
ギアボックスに組み付けるとこんな感じ。
ジェノスピノにもほぼ同様の組み立て済みパーツがありました。
デスザウラーの脚部構造然り、ワイルドシリーズからの技術の蓄積、応用が見てとれますね。
なお、組み立て時の注意点ですが、この脚部基部の組み間違いがけっこう起きているようです。
ギアボックスの可動軸は、ご覧の通り片面がカットされたD型になっており、基部パーツ側の穴をその形状に合わせて組み付けるわけなのですが、
穴の造形がかなりアバウトかつ素材自体がやや柔らかいんでしょうね。180度真逆の角度でも、若干抵抗はあるものの嵌まってしまうんです。
そのため、一方を逆角度で付けてしまうと、両脚が同じ動きをしてしまうという・・実際の動作はのちほど動画で見てもらおうと思いますが、まぁそれはそれでなかなか面白いことにはなっています。
フレーム形態
今回も素体となるフレームのみの形態に外装を装着していくスタイルになりますが、この段階でジェノザウラーらしさは十分に感じられます。
しかし、全身のフレームが紫色というのもなかなか特殊ですね。
バイオティラノもそうだったけど。
薄めの紫をメインに、一部青みの強い紫も使用することで密度感のある構成になっていると思います。
ただ脚部・・脛が外側と内側とで急に色が変わっているのにはちょっと違和感があります。
MPを流用したライガー系のフレームは、よりリアルなモチーフに近いプロポーションにアレンジされ、オリジナルと較べてかなり大型化、さらにシャープ化されたことで随分印象が変わっていたのですが、デスザウラー以降(モルガにはフレームはありませんでしたが)の新生AZシリーズでは当然アレンジはありつつもオリジナルのイメージから大きく逸脱するような感じにはなっていません。
つまりはこのジェノザウラーも、最新のティラノサウルスの復元図寄りにプロポーションが修正されることはなく、あくまでゾイドらしさを前提にした、オリジナルの延長線上でのアップデートというところに収まっていると思います。
首が長過ぎる・・という意見もあるようですが、僕個人はむしろオリジナルは首が短過ぎると思っていたので、これくらいでちょうどいいと思います。
ただ、単体で見るとなかなかボリュームがあり、立派に成長したな・・と思う反面、ライガー系のフレームと較べるとややずんぐり、こぢんまりとしている感は否めません。
ぶっちゃけ、ブレードライガーと並ぶと小さいなと感じるんですが、そこはオリジナルも同様でしたしね。
頭部デザインには、やはりデスザウラーの血脈が感じられますね。
細いライン状の目は無感情的というか、数いるゾイドのなかでも特別な印象を受けます。
その目の周辺および鼻面部分、そして牙(ハイパーキラーファング)はギラギラ感のあるシルバーで塗装されています。
口(下顎)は手動で大きく開閉できます。
しかし上顎は動かず。
荷電粒子砲の砲身も固定なので、この角度だとギリギリ上顎を掠めそうで怖いなぁ・・
先にも触れましたが、首はオリジナルと較べて随分と長くなりました。
その首から背中にかけては、本体構造を保護するように補助フレームが重ねられた構造になっています。
なお、背中のこのパーツは固定が甘く、すぐに外れてしまいます。
外装まで付けてしまえばそうそう外れることはないのですが、今回嵌め込みや固定が甘いパーツがけっこうあるんですよね。
造形は細かいけど成型は甘い・・というところはゾイドらしいという気はしますが、シリーズ最高峰のハイブランドキットですからねぇ。パーツの精度にはもうちょっと気を付けてほしいところです。
胸部、コクピットが配置される位置の奥にはゾイドコアが再現されています。
造形は抜かりなく、しかも電動歩行時には赤く発光するのですが、コクピットシートを組み付けるとまったく見えなり、せっかくの発光ギミックも無意味になってしまいます。
せめて周囲にスリットを設けるなどして、少しくらいは光が漏れるような構造にしてほしかったですね。
もったいない・・
今回のAZでは腕部の電動歩行時の連動可動を排し、完全に手動可動に変更されました。
たしかに、2足歩行の恐竜が歩くときに腕も一緒に動かすイメージはないですね。
そこはリアルにいくんだな。
腕も一緒に動くほうがゾイドらしい気もしますけどね。デスザウラー然り。
ともあれ、根元はボールジョイントで可動。
わずかですが肘も曲がり、それに合わせてシリンダーも伸縮します。
手先もボールジョイントで可動し、さらに3本の爪(ハイパーキラークロー)はすべて個別に可動します。
なお、少なくとも現状のパーツ構成では簡単に前腕が分離できるようにはなっていません。
いずれフレームの赤いレイヴン仕様も出してきそうな気はしますが、そのとき前腕の射出ギミックはオミットされるのか、新規パーツの追加で再現するのか・・
オリジナルと較べてより太く、力強くなった脚部
外装のダクトフィン(?)に合わせた内部ディティールなど情報量が多く、細部を塗り分けたらかなり説得力のあるものになると思います。
足先もボリュームアップして、本体をしっかり支えてくれます。
3本の爪(ハイパーストライククロー)は1本ずつ分割され、電動歩行の際、接地時はこのように外側の爪が左右に広がってしっかり地面を掴み、浮かせたときにはすっと閉じるという、非常にリアルな動きを見せてくれます。
実際の動作についてはのちほど動画を見てもらうとして、その秘密は内側の爪に内蔵するバネ。
この小さなバネが爪の動きとスムーズな電動歩行を可能にしてくれているわけですね。
スムーズな歩行という意味ではもう一点。
ゾイドではお馴染みとなる歩行のための補助バーですが、オリジナルではそれこそ単純なバーだったものが、今回はこの通り爪のような形状にアレンジされ、デザイン的に違和感のないものになっています。
まぁ、どこの爪(指)だよ? とは思いますけど。
脛裏位置にあるブースターも、内側までかなり細かく造形されています。
尻尾は首とは逆で、全体のバランスからするとちょっと短く感じますね。
また、展開式のフィンパーツの収納クリアランスのために穴が開いているのもちょっと・・
というか、フィンはもうこの段階で組み込む構造のほうがよかったなぁ。
各間接、可動部を固定するためのキャップはデスザウラーと同じ二重構造。
外枠に蓋状のインナーキャップを嵌め込む仕様なのですが、このインナーキャプがやや外れやすく、とくに脚部の主可動軸を固定するものについては電動歩行時に浮いてきてしまうことがたびたびありました。
例によってパーツの精度に個体差があるので、できるだけ外れにくい組み合わせを探すか、もういっそ接着してしまってもいいかと思います。
なお、外枠のキャップは固定する軸に合わせた2種類があります。インナーキャップは共通です。
軸の凸部分に合わせてはめ込み、90度回してロックするシリーズ共通の仕様ですが、とくに軸が細いBタイプは回すときに破損
しないよう注意が必要です。
ライガー系に付属した専用レンチは付属しません。
Aタイプは2つ、Bタイプは4つ余ります。
電動歩行 その1
それでは、ひとまずフレーム形態で電動歩行させてみます。
首を上下(口も開閉)に、尻尾を左右に振りながら2本の脚部でゆっくりと前進。
同時に目と荷電粒子砲の砲身、胸部に内蔵されているゾイドコアが赤く発光します。
AZ デスザウラーではZW ゼノレックスの機構を応用し、実際には脚が浮いていないのに浮いているように見せる工夫がなされ、安定した歩行を実現していましたが、このジェノザウラーは実際に脚を交互に浮かせてしっかり歩行しています。
そして、先にも触れた爪の可動。接地するたびにしっかり地面を捉らえるように開き、そして脚を上げたときにはすっと閉じる。
もちろん付け根から膝の可動も含め、スムーズかつ力強さを感じられる動作になっています。
これまでに世に出た2足歩行タイプの電動ゾイドのなかでも、歩行時の安定感は上位に入ると思います。
ただ、やはり極めて絶妙なバランスのうえで成り立っているには違いないので、できるだけフラットな面を歩かせてやることは大前提ですが。
外装・武装装着
素体フレームに外装と武装を取り付けて、ついにジェノザウラーの完成。
デスザウラーの遺伝子を受け継ぐという設定通り、その基本デザインを踏襲しつつ、よりモチーフであるティラノサウルスに近い前傾姿勢となった姿。
第2期シリーズ初の完全新規型の電動ゾイドとして登場したときは、その姿に衝撃を受けたものです。
今回、AZ化されたことで各部のサイズ感が調整され、すでにフレーム状態の段階で感じられたことではありますが、オリジナルよりもメリハリのあるプロポーションになりました。
とくに首が長くなったことで、わりと寸詰まり感のあったオリジナルと較べすっきりスマートな印象になり、相対的に小顔にも見えるようになっています。
外装パーツは基本漆黒ですが、後頭部のパーツや尻尾のフィンなど、一部は濃い紫になっており、気持ち程度ですがアクセントになっていると思います。
ちなみに、この首を持ち上げた状態では左脚が前に出て、尻尾は右に振れている・・脚部基部パーツを素直に組み付けるとそのようになるはずなのですが、公式画像では同じ姿勢でなぜか右脚が前に出ています。
脚部基部パーツを左右ともに逆の角度で取り付けるとそうなるのですが、説明書のイラストでは左脚が前に出ているので、これは公式画像のほうが組み間違いをしていると考えたほうがよさそう。
体幹バランス的にも、前に出している脚とは反対方向に尻尾を振っているほうが自然と思えます。
頭部デザインは武装レイアウトを含め、もっともデスザウラーの印象を強く受け継いでいる部分。
特徴的な目と周辺のメカニックディティールは透明クリアのカバーパーツで覆われています。
ゾイドでは珍しく頭部にコクピットがないため、デスザウラーのように外装が展開することはありません。
頭頂部の武装はオリジナル同様、指揮官(試作)機用のレーザーガン+レーザーセンサー×2と、
量産機用のレーザガン+レーザーセンサーを選択して取り付け可能。
なお、手動で開閉できる下顎の外装パーツはやや外れやすいです。
首は上側に2枚、下側に1枚の可動式外装を取り付け。
集束荷電粒子砲の発射形態では放熱のために展開します。
胴体は胸部と腰部にそれぞれ外装を取り付け。
腰部左右の外装を取り付ける際は、一旦脚部太腿のフレームを外す必要があります。
なお、電池の装填、入れ換えをする場合はとくに外装を外す必要はなく、そのままネジを回してカバーを取り外すことができます。
画像では武装は外していますが、付けたままでも大丈夫です。
腕部は、上腕と前腕に外装を取り付け。
脚部も太腿と脛(膝、脛裏のバーニアカバー含む)に外装を取り付けます。
上腕と太腿、脛各部のダクトフィンについては外装と一体成型で、カラーは塗装で再現。
オリジナルを踏襲した感じではありますが、精密感を考えると分割して成型色で色分けしてほしかったかなぁ。
尻尾も各節ごとに外装およびフィンパーツを取り付け。
この尻尾の外装パーツの一部で成型不良が見られました。
うちに来たものでは根元から2節めのパーツ、ちょっとわかりにくいですが上のほう、ディティールに沿って穴というか、窪みができているのがおわかりになりますかねぇ・・
上下で同形状なので、下側も同様(画像では反対側)でした。
まぁ黒色成型ですし、細かい部分なのであまり目立ちません。
組む前に、このあたりに不良があるらしい・・という情報を得ていなければ、僕ならたぶん見落としていたと思います。
最近節穴なんでね。前からか・・
ともあれ、ジェノブレイカーのときは改善されていることを願います。あちらは赤色なので、今回より目立つだろうし。
また、先端の外装は左右挟み込みになるのですが、ここもちょっと外れやすいです。
パーツが若干反ってるような?
フィンパーツを挟んでいるのですが、電動歩行させているといつの間にか緩んで下側のフィンが下がっている・・なんてことも。
胸部コクピットハッチは開閉可能。
内部には着座姿勢のレイヴンのフィギュアを搭乗させられます。
コンソールバーも可動するので、軽く固定が可能です。
なお、先にも言いましたがシートを組み込んだ段階でその奥のゾイドコアはまったく見えなくなります。
レイヴンだけでなく、帝国一般兵フィギュアも付属。
また、オリジナルをイメージした紫成型のコクピットハッチも付属しています。
あと、ハッチの左右に斜め下向きに出ている軸ですが、なんのためのものかと思ったら腕部を固定するためのものでした。
肘内側の穴に嵌め込むことで、電動歩行時に脚部に干渉しない位置で固定することができるんですね。
なんか可愛い。
なお、固定は甘くて外れやすいです。
ロングレンジパルスレーザーライフル
ジェノザウラーのメイン武装となる、背部(腰部)に装備される2門の長距離レーザー砲。
至近距離ならばシールドライガーのEシールドを貫通するほどの威力を誇ります。
個々に仰角変更、基部で旋回が可能です。
砲口部は開口。
センサー部分はとくに色分けされていませんが、塗装はしやすいパーツ構成になっています。
集束荷電粒子砲発射形態
各部のカバー、フィンを展開し、本体そのものを巨大な砲身と化す、集束荷電粒子砲の発射形態を再現可能。
しかしムービングキットですから、RMZやHMMのような完全な発射形態にはできません。
まず、どうしても脚の位置が前後してしまいますし、尻尾も真っ直ぐに延びた状態にはならず、頭部から尻尾までが一直線になりませんからね。
ともあれ、頭部が下がった状態で電動歩行を止め、下顎を最大まで開き、
首の上下の外装を展開。
脚部バーニアカバーを開き、踵のアンカーを下ろします。
そして尻尾のカバー、フィンもすべて展開することでおおよその発射姿勢をとることが可能です。
脚の位置はともかく、尻尾はどうにか真っ直ぐにできなかったかなぁ・・
ラベルシール
ガイロス帝国軍のマークやレイヴンのパーソナルマークほか、定番デザインのマーキングラベルが付属・・しますが、今回も貼りませんでした。
電動歩行
ではあらためて、完成形で歩かせてみます。
すみません。腕部の固定忘れてますね・・
まぁ、脚部可動に干渉しない位置であれば問題ありません。
先のフレーム状態での歩行時もそうだったように、振動で腕が下がってしまう、というようなことはありませんから。
ただやはり、外装と武装を取り付けたぶん、フレームのみの状態よりは重量が増していますから、バランスを崩し易くなっている印象はあります。
また、ゾイドコアの発光はまったくわかりません。
本当、もったいないなぁ。
別の角度からも。
オリジナルの発売から実に25年・・確かな進化を感じます。
オリジナルでは、身体はかなり左右に揺れながら、手脚をバタバタ動かしてせかせかと歩く感じでしたらねぇ。
まぁ、さすがに25年も経てば落ち着くか。
最後の最後に転んじゃいましたけど。
で、話題となった脚部基部パーツの組み間違いによる屈伸運動もついでに。
これはこれで面白いですね。
集束荷電粒子砲発射形態への変形シーケンスと解釈するのもいいかも。
しかし、やや動作がぎこちないところがあります。やっぱりどこかしらに少し負荷がかかっているのかもしれませんね。
比較画像
オリジナルと。
全高はほぼ変わらず、しかしAZ版では首と、胴体も少し前後に長くなっていますね。そのため全長が増し、オリジナルよりもずっとシャープな印象になっています。
前傾姿勢もより自然な感じになっていると思います。
腕部の爪は薄く鋭く、脚の爪は逆に大型化して脚部全体がボリュームアップ。
レーザーライフルも大型化。後部造形含め、本体と違ってけっこう大胆なアレンジがされていますね。
集束荷電粒子砲発射形態でも。
どちらも完全な姿勢をとることまではできないとはいえ、さすがにAZ版のほうが再現度は高いです。
オリジナルは電動歩行時に首が連動せず、発射形態時は手動で下ろすようになっています。
また、尻尾のフィン展開は再現されず、一番根元に近い節のカバーが開くだけです。
HMM版と。
プロポーションバランスなどは、このHMM版も参考にしたような気配がありますね。
大きく異なるところとなると足先のサイズでしょうか。
この大きな足は本家電動ゾイドらしいと思えます。
AZ ブレードライガーと。フレーム形態で。
懸念していたことですが、やはりAZ ライガー系の機体と並べると今回のジェノザウラーは小さく見えます。
全長だと実はそんなに変わらないのですが、全高もほぼ一緒なので、そうなると必然的に2足タイプのほうがボリューム的に負けてしまうのは仕方がないというか・・
というかまぁ、MP流用のライガー系がでか過ぎなんですよね。
外装、武装を装着するといっそう体格差が開いてしまった感が・・
オリジナルでもこんな感じでしたが。
フィギュア比較。
今回付属のレイヴンフィギュアは少年期の彼を再現したものなので、ブレードライガーに付属の青年期のバン、フィーネと比較しちゃダメでしたね・・
パイロットフィギュアについては基本みんな同じくらいのサイズで、少年期と青年期の身長差なんかはあまり再現されていません。
さすがにそこまで求めるのはねぇ。
AZ ブレードライガー レビュー | 退屈と惰性と 改 (amebaownd.com)
AZ セイバータイガーと。
レイヴン機として発売されたAZ タイガー。
フレームはライガーと共通なので、やはりジェノザウラーのほうが小さく見えます。
体格だけで見るとタイガーのほうが強そうなんだよなぁ・・
AZ セイバータイガー レビュー | 退屈と惰性と改弐 (ameblo.jp)
AZ デスザウラーと。
頭部デザイン、首や背面のスリット状のフレームなどに系譜が感じられます。
しかしこの、帝国の象徴ともいえる二大ゾイドがともに完全新規のムービングキットとしてリメイクされるなんて・・感無量ですね。
ていうかあらためて、デスザウラーでかいな・・
そしてこの小柄なジェノザウラーが、ゴジュラス並みの戦闘力を持っているということにもまた驚かされます。
AZ デスザウラー レビュー | 退屈と惰性と改弐 (ameblo.jp)
以下、画像
口の開閉に腕部やレーザーライフルの可動と、ムービングキットにしては手動箇所が多いとはいえ、もちろんRMZやHMMのようなアクション性はありません。
なのでまぁ、気持ち程度にポーズを変えて何枚か。
集束荷電粒子砲発射形態でも。
デスザウラーのように、スイッチの切り替えでLED発光のみ可能とかがあってもよかったかなぁ。
VS ブレードライガー。
この構図だとジェノザウラーのほうが大きく見えますね。
実際はこう。
やっぱライガーでかいわ・・
アニメイメージの再現は、リアライズモデルのほうに任せると割りきったほうがいいですね。
ガイロス帝国軍、進撃!
最強のデスザウラーを筆頭に高速戦闘用のセイバータイガー、数で圧倒するモルガ、そして万能機ジェノザウラー・・
強いていうなら対空戦力に乏しいですが、現状共和国にも空戦ゾイドはいないので問題ないですね。
ライガーとウルフだけで対抗できるとは思えません。
以上、“AZ ジェノザウラー” でした。
待望のAZ ジェノザウラ-。
当然完全新規型となり、オリジナルキットをベースにアニメデザインのほかHMM、RMZとこれまでに発売された非動力型のキットのイメージも取り入れたような、力強く、しかしシャープな印象もある絶妙なプロポーションに仕上げられたのではないでしょうか。
首の長さに否定的な意見もけっこう聞くのですが、僕個人はこれくらいのバランスが好きですね。
脚部・・とくに足先のボリュームアップは電動歩行時の安定性を高める意味合いもあるのでしょうが、格闘性能の高いゾイドであると同時に荷電粒子砲そのものでもある機体特性の説得力を増す大事なポイントになっているように思います。
腕部は、電動歩行時の連動を排してフリーポーザブルにすることで若干ですがアクション性が向上しています。
そして肝心の電動歩行。これはもう、素直に感動しましたね。
あのジェノザウラーが、それこそ始祖であるデスザウラーばりの重厚な歩みを見せてくれるなんて・・
接地するたび広がる爪のなんとリアルなことか。
脚の動作も、デスザウラーのような見せかけのものではなく、しっかり脚そのものが動いて前進する。しかも、全身が大きくブレるようなこともない。
ただただ、素晴らしいです。
これならば、今後の2足歩行型ゾイドの展開にも大いに期待できます。
一方で、AZ ブレードライガーとのサイズ感ですが・・まぁそこは、オリジナルでもジェノザウラーはブレードライガーより小柄だったので、その再現という解釈もできなくはないです。
MP流用のライガー系と、デスザウラー以降の完全新規AZとではちょっと方向性が違いますからね。サイズだけでなくデザインラインでも多少の違和感はあります。仕方ないけど。
あと気になったのは、一部パーツの精度の甘さ。成型不良だったり外れやすいパーツがあったり。ちょっと多いかな? と感じました。
それとちらほら組み間違いが起きていたらしい脚部基部パーツ。説明書がちょっとわかりにくかったかもしれません。そして、公式画像との脚の位置関係との齟齬も、混乱を招くことになったように思います。
このあたりは、ジェノブレイカーで改善されているといいですね。
そう。ジェノブレイカーですね。まさに今日、予約解禁となりました。
ジェノザウラーの基本動作に加え、新たに装備した背部武装にも連動ギミックが追加されているという・・いったいどういう構造になっているのか?
今回のジェノザウラーにその片鱗を窺わせるものはなかったと思うんだけど・・
発売はまだ7ヶ月も先ですが、楽しみですね
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。