嘘の夢の話 12月11日
御茶ノ水駅の近くを歩いていると、緑地帯の木の上にツリーハウスがあるのを見つける。中に入ってみると簡素なラックや寝袋などが置かれていて、どうやら人が出入りしているようだ。小屋の中を見て回っていると外の縄ばしごを誰かが昇ってくる音がしたので、私は慌てて大きな段ボールの後ろに隠れる。
上がってきたのはブレザー服の高校生とエプロンをつけた飲食店の店員っぽい人で、二人とも手に生きてわさわさ動く蟹を持っている。彼らは蟹をツリーハウスの壁や床に叩きつけて甲羅を割り、何かに取り憑かれたような勢いでその肉を喰らい始める。私はぞっとして彼らの背後を通りツリーハウスを出て行くが、二人とも蟹に夢中で一切気付く様子はない。しかし、私がそこをを出て10メートルほど歩いたところで、ツリーハウスの方からすごい大声で「あーっ」と聞こえてくる。


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