嘘の夢の話 12月15日
親戚一同が集まる席で、私はほとんど会ったことのない(何なら本当に身内なのかどうかもわからない)おばさんに小瓶に入った変な食べ物を勧められる。それはバラバラになったルービックキューブをシロップ漬けにしたような見た目で、おばさん曰く貧血と喘息に効くらしい。私は貧血でも喘息でもないのでと言って断ろうとするがおばさんはしつこく、結局ティースプーン一杯分のそれを食べる羽目になる。
それを口にした瞬間、私は強い目眩を感じ、その直後にとにかく一人になりたくてたまらない気分になる。私はみんながいる大広間を抜け出し2階のトイレに閉じこもる。しばらくの間目眩と奇妙な感覚が続いたが徐々におさまっていき、私は広間に戻る。だが、そこでみんなが話している言葉が私にはわからなくなっている。さっきまでは日本語だったはずなのに、今では彼らは聞いたこともない言語を喋っている。私はあのおばさんに、何を食わせた! と問い詰めようとするが、その発音すらわからない。おばさんはそんな私を見て、鳥のような声でケケケと笑う。


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