嘘の夢の話 12月21日
祖母から大量のかまぼこが送られてくる。一人ではとても食べきれない量だし、しかも賞味期限も近い。でも捨てるのは忍びないので、カラスとかが食べに来ないかなと思って残ったかまぼこをベランダに置いておく。
しばらくしてベランダを見ると、本当にかまぼこがなくなっている。驚いて次々かまぼこをベランダに出していくが、いずれも少し目を離した隙に消えている。ただそのスパンが異様に短いので、私はだんだん本当にカラスが食べているのか疑問に思い始める。
新しいかまぼこを設置し、カーテンの隙間から外を窺っていると、ベランダの柵を伝って便所すっぽんのような形をした変な生き物が降りてくる。その生き物はドーム状に広がった口から、自らの体と同じくらいの大きさであるかまぼこを一瞬で吸い込むと、再び柵を伝って上階へ戻っていく。あんな正体不明の生き物に餌付けしていたと思うと私はぞっとし、ショックのあまり引越しまで検討しはじめる。


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