嘘の夢の話 12月31日
遊園地でアトラクションの順番待ちをしている。何のアトラクションなのかは知らないけれど、とにかくたくさんの人が並んでいるので人気には違いない。実際その行列はすごく長く、途中で明らかに敷地外っぽい場所を通ったりもしたが、なんとか私の番が回ってくる。私は安楽椅子のような形のマシンに乗り込み、洞窟の中へ運ばれていく。
しばらく真っ暗な状態が続いた後、徐々に辺りが明るくなってくる。コースの左右に、映画に出てくる刑務所のシャワー室のような殺風景な空間がずっと続いている。なんというか奥行きとか質感が曖昧な風景で、それが実際のセットなのかそれとも絵なのか、あるいはホログラムなのかよくわからない。周囲の様子に何の変化も起こらないまま再び暗くなっていき、気がつくと私はスタート地点に戻ってきている。よくわからないまま乗り物を降りるが、私は不思議な充足感に包まれている。今日はいい日だった、こんな日がずっと続けばいいと、心からそう思うことができる。このまま他のアトラクションにも乗ろうと思ったが、まだ明るいのにどれも運転を休止している。


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