嘘の夢の話 1月8日
バーゲン中のデパートにいる。友達の付き添いで来ただけだが、フロアガイドを見たところ別館に良さげな輸入食料品店があったので、友達を待つ間にそこに行くことにする。
こちら側と別館は長いガラス張りの渡り廊下でつながれており、そのすぐ外側で大きなアドバルーンが風に揺られている。おもしろいので立ち止まって観察していると、アドバルーンの中に何かの影が見える。その影は映画泥棒のカメラ頭そっくりのフォルムで、苦しそうに激しく暴れまわっている。最初は「パントマイムが上手いなあ」くらいの感想しか抱かなかったが、それをずっと見続けているうちに「ざまあみろ」という気持ちが湧き上がってきて、最終的には笑いが抑えられなくなり人目も憚らずに笑い狂う。
気がつくと、バルーン越しに見える空がオレンジ色に暮れ始めている。私は急いで当初の目的だった食べ物屋に向かうが、すでに大体のものは売り切れていて、変な色の豆菓子しか残っていない。


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