嘘の夢の話 1月11日
中野ブロードウェイで、父が欲しいものを何でも一つ買ってくれると言う。私は喜んで各階を見回り、まんだらけとは別の変なフィギュアショップで、めちゃくちゃ精巧に作られたサイレントヒルのバブルヘッドナースの等身大フィギュアを見つける。しかも店主の話によるとこのフィギュアは、中にとろろを流し込んだりもできるらしい。私は俄然興味が出るが、さすがにこれを父親にねだる勇気はないので、泣く泣く諦めることにする。
私は代わりに、地下1階の中華屋ででかい肉まんを買ってもらう。それも美味しいけれど、さっきのフィギュアのことを思い出すとどうしても後悔の念を拭い去れない。そんな私の気持ちを読み取ったのか、父は「本当に欲しかったものが、別にあるんじゃないか」と言ってくれる。私は覚悟を決め、フィギュアショップに父を連れていこうとする。しかし、あの店があったはずの場所には釣具屋があるばかりである。


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