嘘の夢の話 1月23日
カッターで人差し指の付け根のあたりを切ってしまう。あいにく家には絆創膏も包帯もなく、私は傷口をティッシュで覆いバスで薬局に行く。そんなに深く切っていないはずなのに血は全く止まらず、ティッシュは血を吸い尽くしてテニスボールくらいの大きさに膨らんでしまう。他の乗客たちも迷惑そうにしているので、私は窓を開けてティッシュを外に投げ捨てる。だがティッシュは道を歩いていたおじさんの顔に直撃してしまい、彼は血まみれで怒り狂ってバスを追いかけてくる。でもさすがに走っているバスに追いつくことはできず、おじさんの姿は徐々に小さくなっていく。
乗客たちの冷たい視線が突き刺さりいたたまれないが、今バスを降りるとおじさんに見つかりかねないので、私は終点まで行くことにする。終点の街は今まで一度も来たことのない所で、帰り道もわからない。途方に暮れていると、こちらに向かって猛スピードで走ってくる人影がある。しかしそれはさっきのおじさんではなく、ただ犬に追いかけられている人だったのでホッとする。


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