嘘の夢の話 1月25日
雨が降り出したので公園の祠の軒下で雨宿りする。雨脚はどんどん強まっていき、じきに雷も鳴り出す。雷の勢いは尋常ではなく、稲妻が太い柱になってそびえ立っているように見える。さらに、その柱が出現している間ずっと雷鳴が爆音で響きわたるので、頭がおかしくなりそうである。私はしゃがみ込んで耳を塞ぎ、雨と雷が過ぎ去るのを待つ。
雷の音が少し静かになる。立ち上がって周囲を見回すと、私はいつの間にか祠の中に入っている。祠の壁には定食屋のようにメニューが貼られており、私はその中から五目ラーメンを注文する。初老の店主がすぐに作って持ってきてくれるが、私は食べている途中でお金がないことに気付く。直ちに飲食をやめ、正直に打ち明けようと店主を呼ぶも、彼は一向に姿を見せない。外にいるのかと思って私は祠を出る。辺りにはやはり店主はいないが、どこからかチェーンソーの音が聞こえてくる。


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