嘘の夢の話 2月2日
私は学校の体育倉庫にいる。時刻は夕暮れ時で、倉庫の天井付近にはめ込まれた細長い窓から西日が差し込んでくる。何か用事があってここに来たのだが、それが何だったのか思い出せない。体育倉庫には体育倉庫にありそうなものしかなく、そのいずれを見てもピンとこない。しばらく倉庫の中をぐるぐる歩き回った後、私は平均台に腰かける。
と、その平均台の下に、スポンジ製のボールが落ちているのを見つける。元はきれいな球形だったと思われるが、ところどころ凹んだり欠けたりしていびつな形になっている。私が知らないだけでこういう道具を使う競技があるのだろうか、と思いながらそれをいじくっていると、固くなったスポンジがぼろっと崩れ落ち、中から変なものが出てくる。なんというか、出来損ないのムーミンのような形状をしたものだ。それを見ていると倉庫の扉が開き、人が3人ほど入ってくる。陸上部の連中だ。彼らは私のことをまるきり無視し、キャスター付きの得点板を持って倉庫から出ていく。私は、陸上部が何の得点をつける必要があるんだ、と思いつつそれを見送る。


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