嘘の夢の話 2月6日
祖母のお見舞いに行くため病院行きのバスに乗る。しかしそのバスは病院の近くの平野で停まってしまい、以降は歩かなければならなくなる。しかも病院への道は、ほとんど壁と変わらないような急傾斜の坂になっている。落ちていた木の枝を杖代わりになんとか坂を登っていくが、あと一歩というところで絶対に滑り落ちてしまう。私はだんだん、何かがおかしいと思い始める。病人や高齢者も通う病院が、こんな難所に建っているわけがないのだ。そう気付いた次の瞬間、私は病院のロビーにいる。
受付に行き、祖母の見舞いに来たと伝える。しかし、そんな人は入院してませんと言われてしまう。実際にエクセルの入院患者管理シートみたいなのを見せてもらうが、やっぱり祖母の名前はない。仕方ないので帰ろうとすると看護師さんに慌てて呼び止められ、そのまま私は病室に連れて行かれる。きれいな個室で、サイドテーブルには薄紫色の花が飾られている。看護師さんは苦笑いを浮かべている。私はなぜ自分がここに連れてこられたかをつぶさに理解し、赤面してベッドに潜り込む。


コメント