嘘の夢の話 2月11日
ホテルでバイキングを食べている。豪勢でおいしそうな料理がたくさんあるのに、私はなぜか居酒屋にあるような冷やしトマトばかり取ってしまう。自分のテーブルに戻ってくるたびに、またやってしまったと後悔するのだが、次に席を立つ時にはすっかりそれを忘れてまた冷やしトマトを取っている。しかもそのトマトはやたら水っぽくて別においしくもない。
このままでは丸損なので、なんとか意識を保って他の料理も取ろうと試みる。私はパスタの前に行きトングを手にするが、トングはまるで生きているように私の手から跳び上がって、激しい音を立て床に落ちる。周囲の人の視線が一斉にこちらに集まる。落ちたトングを容器に戻すわけにはいかないが、落としっぱなしなのも感じが悪いように思え、私はトングを拾って自分の席に持って行く。片手に空っぽの皿、片手に使えないトングを持った自分を客観視して、「スプラトゥーンかよ」と思う。でも冷静になってみるとなんでそんな風に思ったのかわからない。


コメント