嘘の夢の話 2月12日
通学路の信号機が壊れていたせいで学校に遅刻する。教室を覗くとよりによって一番怖い先生が授業をしている最中で、今は入りづらいので図書室で時間を潰すことにする。書架から本を取って読もうとすると、その本は繭のような繊維でくるまれている。これって取ってもいいんですかと司書の人に聞くと、「いいけど受信料取られるよ」と言われる。
チャイムが鳴って、校舎がにわかに賑わい出す。5分しかない休み時間なのに校庭に出て遊んでいる生徒も多い。私たちのクラスは次は音楽の授業なので音楽室に向かうが、そこには誰もいない。教室に戻ってみても、やはり誰の姿も見当たらない。と、黒板の中央に1枚の紙が貼ってあるのに気づく。近づいて見ると、その紙には寄せ書きのように放射状にいろいろな人からのメッセージが書かれているが、中央の部分が汚れているため誰に宛てられたものなのかわからない。しかし、それが私宛てではないということははっきりとわかる。そして私はそのことに心底安心している。


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