嘘の夢の話 2月19日
生垣で作られた巨大迷路の中をさまよっている。行き止まり地点には虚無僧の石像が立っており、その台座に液晶パネルが埋め込まれている。そこにヒントが表示されると聞いたのだが、どれも壊れていて画面が正常に表示されない。とはいえ、所詮はアトラクションの迷路なのだし、脱出できないことはないだろうとたかをくくる。
しかし、私は一向に出口を見つけることができない。いよいよ不安になって大声で助けを求めたりもしたが、誰も救助に来る気配がない。私は疲れて座り込み、生垣の中に手を突っ込む。すると、枝や葉っぱのチクチクした感触に紛れて、何か柔らかいものが私の手のひらに触れる。引っ張り出そうにも、それは地面にがっちり固定されていてびくともしない。私は、無心でその柔らかいものを触り続ける。だが触りすぎたせいかそれは破裂してしまい、中から生暖かい液体が溢れ、同時に針金のようなものが指に絡みついてくる。


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