嘘の夢の話 3月12日
テレビ局で昼のワイドショーみたいな番組のスタジオ見学をしている。出演者は知らない人ばかりで、いずれも中年の男女である。彼らは皆学校の机を前に座っており(別に教室のセットというわけでもない)、全ての机の上にはアンモナイトの化石が置いてある。
番組の収録が始まる。その内容は実にとりとめがなく、内輪ネタのような話ばかり聞かされまるで面白くない。あくびを噛み殺しながら耳を傾けていると、今まで黙っていたおじさんが突然机を叩いて立ち上がる。彼は「皆さん、これがテレビです。これが電波に乗ることになるんです」と憤った口調で私たちに呼びかける。すると他の出演者たちはすかさず、彼めがけてアンモナイトをフリスビーのように投げつけ始める。おじさんはアンモナイトの直撃を受けながら七転八倒し、その度に間抜けな効果音が流れる。彼が床に臥して動かなくなると、他の出演者たちは前に出てきて、人文字で「SICK」と書く。


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