嘘の夢の話 3月17日
ゲルのような家屋でベッドに腰掛け、窓から外を眺めている。時刻は夜で、しかも黄砂のようなものが舞っているので見通しは非常に悪い。そんな中、遠くの方から二つの光がこちらに向かってくる。一つは白く、もう一つは角度によって白っぽくも黄色っぽくも見える。初めは車のヘッドライトくらいの大きさかと思っていたが、それらが近づいてくるにつれとんでもない明るさの光が窓から差し込んでくる。慌ててブラインドを下ろすと、何か巨大なものが屋根の上を飛び去っていったような音と衝撃が小屋を突き抜け、あたりには焦げ臭い匂いが残る。
光が通過した後、私はしばらく放心状態だったが、意識がはっきりしてくるにつれ、なぜか慈愛と奉仕の精神が全身に満ちているのに気づく。今すぐ誰かのために何かをしたいと思って外に出ると、そこは川の中州である。対岸では誰かが焚火をしている。炎に照らされるその人物の顔は、紛れもなく自分自身である。


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