嘘の夢の話 3月25日
目の前の地面を2本の細い川が流れている。川は10mほど先の地点でジグザグに折れ曲がって交差しており、そろばんの目のようにひし形が連なった地形を生み出している。近づいて見てみると、ひし形に切り取られた土地には小さなプレートが埋まっていて、その全てに同じ模様が刻まれている。言葉では説明しづらいのだが、左右反転した数字の4と漢字の「必」を組み合わせたような模様である。時折川の水がはねてプレートにかかることがあるが、プレートは高温らしく、水滴はジュッと音を立てて一瞬で蒸発してしまう。
気付くと川を流れる水は粘度をどんどん増しており、まるで細長い生き物が蠢いているように見える。私は興奮して叔母に電話をかける。電話に出た叔母は大層不機嫌で、しまいには「そんなん言うなら学校なんて行かんでいい!」と的外れなセリフを吐いて電話を切ってしまう。私は的外れなはずのその言葉がひどく堪え、川に身を投げる。しかしぶよぶよとした川の水はトランポリンのように私をはじき返し、私はあのプレートの上に尻餅をつく形となる。皮膚を焼かれたような熱さに私は絶叫する。おそらく私の尻にもあの模様が刻まれてしまったことだろう。


コメント