光が死んだ夏2巻のネタバレ&感想！“光”はもう元には戻らない

2025年7月9日 17:04

今回は、光が死んだ夏2巻のネタバレ&感想を紹介していきます。
前巻に引き続き、読むのが止まらなかったです。
とにかく面白い！
ちょっとホラー系が好きな人には、ドハマりする漫画です。
あと、ちょっとだけBL臭がしますね。
でも、ちょっとだけなので、BLは好かん！という人でも、問題なく読めます。
まだ読んでいない方は、光が死んだ夏2巻のネタバレ&感想を読んでみてから、検討してもいいかも！

光が死んだ夏2巻どんな人におすすめ？

光が死んだ夏2巻がおすすめなのは．．．

もちろん、1巻読んでハマった人
ホラー系が好きな人
怖すぎずあっさりしすぎずなのが好きな人
謎を解いていくのが好きな人
伏線回収が好きな人

などなどです。
とにかく一度、読んだらハマるので、まずは光が死んだ夏2巻ネタバレ&感想を読んでくださいね！

光が死んだ夏2巻ネタバレ

よしきのスマホに「暮林理恵」という見知らぬ名があり、光は「誰？」と問いかける。

しかし、よしきはごまかし、真実を語ろうとしなかった。

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光は頼まれごとで外出するが、自転車がなくなっていた。

以前よしきに言われた「消えろ、お前はいらない」の言葉が脳裏をよぎる。

涙がこぼれたとき、ふと自分が光と“そっくりだが同じではない”ことに気づく。

2人きりでいた教室の中で、光にそっくりな何かが、光の顔からよしきの中に流れ込む。

そのときよしきの脳裏に、光に似た誰かが人の頭を抱える異様な光景が浮かんだ。

よしきが意識を取り戻すと、目の前に涙を流す光がいた。

「ごめん」と言い残し、光は教室を出ていった。

翌日、よしきは「あれは光の代わりだった」と自分に言い聞かせる。

腕には“何か”に握られた跡が残っていた。

そんな痕が残っていたとしても、謝りたい気持ちと、これはもう自分がおかしいのではという葛藤に苛まれる。

朝子たちからも心配され、よしきは早く光に会わなくてはと思った。

よしきは光の家を訪れ、心から謝った。

光は涙を流しながら「そばにいられるだけでいい」と伝え、よしきも離れがたい想いを自覚する。

光が死んだ夏2巻どこで読める？

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光が死んだ夏2巻ネタバレありの感想

2巻を読み終えて、まず胸に残ったのは「これはもう普通の友情ではない」という不穏な気配でした。

光とよしきの関係は、どこか壊れそうで、それでも壊れていないギリギリのラインに立っているように感じます。

「暮林理恵」の名前が出たときの、光の小さな問いかけがすごくリアルで切なかったです。

光の独占欲にも似た感情が、子供のように純粋なような、好きな人に対して気になっているような、そんな独占欲にも似た感じに思えました。

また、よしき自身も光のことを危険な存在だとわかりつつも、それでも光ると離れられない、悩みつつもどうしても離れがたいという感じがひしひしと伝わってきていました。

教室のシーンは特に衝撃的で、光の“何か”がよしきの中に流れ込んだ描写はゾッとするほど印象的でした。

人の頭を抱えているようなビジョンが一瞬見えるのも、不気味で現実感がなく、まるで夢のよう。

光が別の存在だとわかっていても、大好きなよしきへの執着が止められないのがわかります。

あかんと言って自分の中の何かを止めようとしているシーン。

光は泣いて、よしきに「嫌いにならないで」と訴える――その姿はただの怪異じゃなく、人間らしくて苦しかったです。

「そばにいるだけでいい」という言葉には、どれだけの孤独と恐れが詰まっていたんだろうと思います。

よしきもまた、危険だと分かっていながら光を拒絶できない。

この関係がどこへ向かうのか、正直とても怖いです。

だけど、ページをめくる手を止められないのは、2人の間に確かに“本物”の感情があるからかもしれません。

誰かを好きになること、信じること、そのすべてが崩れていくような緊張感がたまらない。

2巻は、ホラーと青春と愛情の境界線がぐにゃりと歪むような巻でした。

読み終わったあとの余韻が重くて、しばらく現実に戻れない感覚が続きました。

次の巻で何が明らかになるのか、でも知りたくないような、でも読まずにはいられない――そんな感情です。