こんにちは!次年度3年生のそういちろうです!
インドネシア公演も8日目になり、折り返し地点まで来てしまいました。
この日の公演は7日目に、えりこさんが帰国し、入れ替わりではるなさんがやってきたので、メンバーも変わり、風の妖精役がなんとフレディ一人になってしまいました!!!(絶対に倒れられない状況)
しかし魔女役であるはずのはるなさん、涼しい声で一言「(風の妖精役)やれっていわれたら できるよ」。
さすが別名大容量記憶保存人間はるなさん、言語が違っても、セリフを脳内に収納する業はかわりません笑。↓



この日は7時にジャパニーズスタディーセンターを出て、前日下見に行ったマスタースクールで公演でした。
マスタースクールとは、地元の宗教団体が立ち上げ、運営する学校で、対象の生徒は主にストリートチルドレンの子供達です。
彼らは午前中だけ学校に通い、午後は自分たちの生計を立てるために周辺地域で、人にものをもらったりして生活しています。校内にはモスクがありました(なんと雨天はここで公演する予定だったのです!)。

公演には今回支援していただいた、国際交流基金の方や、マスタースクールでボランティアをしている日本の大学生(E-educationという教育NPOを通して)なども見に来てくれました。
さらになんとインドネシアで現在事業を行っている、ICUの卒業生で元劇団四季の方も見に来てくれました!
いろんな縁があってこれたインドネシアで、また新たな縁が生まれていくのかもしれない、と思いました。




公演場所は普段と違った空気感でした。
まずストリートチルドレンを相手にしているのはそれほどありふれたことではなかったし、会場自体の雰囲気も虹の公演にあやかって(笑)食べ物や飲み物を売り歩く人もいました。
実は前日の下見でこの公演に来てくれた子供達と触れ合う機会があったのですが、その時少し違和感を覚えました。あまり子供達が笑わなかったのです。
しかし虹の公演はいつどんな状況だろうと、関係ありません。公演自体は心配されていた雨に見舞われることなく、終えることができました(実は公演終了直後に降り始めました)。
この公演では出演者の幾人かが、公演中(特に終盤に)泣いてしまいました。なぜだか理由はわかりません。しかし、演劇を通して一所懸命に何かを伝えようとすると、稀にその「演劇」が一瞬「現実」になることがあるのです。ここでももしかしたらそれが起きたのかもしれません。



変顔大会開催!!!!





前日に感じた違和感が払拭されたかといえば、それは嘘になるかもしれません。しかし、何か言語の壁を越えて、何人かには伝わったのではないか、というふうに信じたいし、メンバー自体の成長にもつながる公演だったのではないかと思います。





午後はショピングモールへ!!(約1名ものもらいでキャシュレスの病院行き)
そして晩御飯には、大学構内のおしゃれな食堂で美味しい魚料理をいただきました。
さて明日はとうとう、スラバヤに向けて出発です!虹ずは明日の朝ちゃんと起きられるのでしょうか!?乞うご期待!!


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