嘘の夢の話 4月10日
古着屋で良いジャケットがかなり安い値段で売られていたので、喜んでレジに持っていく。だがレジの店員は何かと理由をつけてそのジャケットを売ってくれない。そうこうしているうちにレジに人が並んできたので、私は一旦店員にジャケットを預けて列の後ろに回る。ところが、店員は私のジャケットを他の客に売ってしまう。私は憤慨して、再び自分の番が回ってきた時に店員を問い詰めるが、知らぬ存ぜぬの一点張りで埒があかない。まあ、もう仕方のないことなので諦めて帰ることにする。
しかし、店の出入り口が見つからない。売り場を何周してみても壁が続いているだけで、扉も窓も別階への階段もない。ジャケットが買えなかったのは仕方ないとしても、店に閉じ込められるのは御免である。私はさっきの店員に出口のありかを聞きに行く。だが店員は、拳銃で頭を撃ち抜いて自殺している。私は自分がジャケットの件で突っかかったせいで死なせてしまったのではないかという気が少しして、罪滅ぼしではないが何枚か古着を取ってきて死体に被せてやる。
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