嘘の夢の話 4月16日
ベランダの柵の上に一羽のフクロウがとまっていて、部屋の中を覗き込んでいる。私は見られているのが落ち着かないのでカーテンを閉めようとする。
気付くと私は台所にいて、タッパーに入った麺を箸でかき混ぜている。太さや質感はうどんだが、やけに黄みがかった麺である。私はハッとし、こんなことをしている場合ではない、早くカーテンを閉めなければと思って部屋に戻る。窓の外にはやはりフクロウがいてこちらを凝視しているが、先ほどよりも体が縦長になっている気がする。気持ちが悪いので急いでカーテンを閉めに行く。
だがまたしても、気付くと私は台所に立って麺類をかき混ぜている。今度は麺に赤いソースのようなものがかかっているが、全然おいしそうではない。私は次こそカーテンを閉めないと取り返しのつかないことになると思って焦る。しかし、今度はフクロウがどんな姿になっているかを考えると恐ろしくて、部屋に向かうことができない。
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