嘘の夢の話 4月17日
誰かに頼まれて一時的にフリーマーケットの店番をしている。売り物は自由の女神のレプリカで、私にはどれも全く同じ品に見えるが、ものによって値段が全く違う。一番安いものなら100円程度である一方、高いものは数万円もする。しかし客にはその違いがわかるのか、高いものから順に売れていく。
やがて商品はほぼ完売し、手元には結構な額の売上金が残る。私はふと、このお金を持ち逃げしようと思い立つ。店主は一向に戻ってくる気配がないし、以前読んだ本ではこういう状況ならお金を着服しても犯罪にならないと書いてあった気がする。私はそそくさと持ち場を離れ、街へ遊びに行く。だがお金を盗んだものの、私には欲しいものややりたいことがない。私は街を歩き回った末、100円ローソンに入って食べたくもないクロワッサンと緑茶を買ってしまう。
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