嘘の夢の話 4月24日
専門学校の教室のような場所にいる。私以外の生徒はみんな顔見知りらしく親しげにしており、居心地が悪い。やがて講師の男が教室に入ってくる。彼はオーバーオールに麦わら帽子をかぶり、口元に白い髭を蓄えた、なんというかアメリカの農家っぽい見た目の人物である。講師は私たち一人一人に「異能力を習得できるとしたらどんなものが欲しいか」と尋ねてくる。私はこの場で奇抜なことを言って目立つのも嫌なので何か平凡な回答を考えようとするが、何も思い浮かばず、「バイオリンの輸入を制限する能力」と訳のわからないことを答えてしまう。だがそれも完全にスルーされる。
講師の男は異能力のことだけ聞いて回ると、授業もせずに帰って行ってしまう。私も帰る準備をしていると、一人の男子生徒に声をかけられる。彼は「さっきの答え、僕は良かったと思いますよ」と言ってくれるが、今更そんなことを言われても嬉しくはないので、私は適当に礼を言って教室から出て行く。帰り際、ここは何の学校だったんだろうと思って校名を確かめようとしたが、ことごとく黒マジックで塗りつぶされていて結局分からなかった。


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