1週間でフォロワー約30万人増、イーロン・マスクに見つかり世界でバズり中の日本人OL「荒木佐保里(SAO)」とは? 本人を直撃
イーロン・マスクも反応……まるでパラレルワールド?
ーー改めて今回のバズの規模はすごいものですが、率直にどう感じていますか?
SAO:正直、まったく実感がないです。数字はたしかに凄いことになっているのですが、街を歩いていても声をかけられることもないですし、いま働かせていただいている会社の方にも気付かれていないんです(笑)。
ーーそうなんですか!?
SAO:そうなんです(笑)。だから、なんだかパラレルワールドの世界の出来事のように感じていて……。でも、友人からは少しずつ反応が来てますね。スクショとともに「さおりんが流れてきたよ」ってメッセージが来たりして。
ーーそれは不思議な感覚ですね。たくさんの人に知られて、怖いなという気持ちはありますか?
SAO:意外と怖さはそこまでなくて。むしろ嬉しいというか、運が良かったなと思います。もともとアイドルをやっていたのもあって、露出が増えるのはプラスのイメージしかないんです。でもやっぱり数字をリアルに感じることがなかなかできなくて、1万いいねが20万いいねになっても、感覚的にはあまり変わらないんですよね。
ーーなるほど。ちなみに、バズった人が「怖い」と感じる要因のひとつに“アンチコメント”というのがあると思うのですが、佐保里さんのもとに届いているリプライには、そもそも日本語がほぼないですよね……?
SAO:それもあるかもしれません。リプライは翻訳しないと読めないものが多いので、なんとなくポジティブなことを書いているものだけを拾って読んでいます(笑)。こういったバズり方だったことは、メンタル的にすごくラッキーだったなと思いますね。
ーー今回のバズについて詳しく聞いていきたいのですが、画像1枚と「おはよう」というテキストの組み合わせという、至ってシンプルなポストでしたね。
SAO:アイドル時代から、「おはよう」投稿はほぼ毎日していたんです。ファンの方から「おはようbotじゃん」と言われるくらい、毎日投稿していました(笑)。
ーーなぜそのスタイルを続けていたのでしょうか?
SAO:これは私の経験でしかないのですが、一番いいねがつきやすいのは、早朝の投稿なんです。時間帯的に通勤・通学中の方が見てくれやすいので。あと、長い文章は朝から読むのは大変なので、「おはよう」という挨拶だけにしていました。それなら、「おはよう」と見ている人も挨拶を返しやすいかなと。
ーーなるほど。その後、さらに例のポストが拡散したタイミングがあったと思うのですが、そのひとつにハリウッド女優の方との比較画像のポストがありましたよね。
SAO:最初は、ハリウッド女優の方と比べられるなんて……と戸惑っていました。しかも、70%も支持されていることにも驚きました。そういった不安はあったのですが、でも私というよりは、日本人女性を支持してくれる方が多いんだな、というのが発見でしたね。おそらく日本のアニメやドラマの文脈もあるのかなと思うんですけど、日本人OLという存在が、世界でプラスなイメージであることはすごく良かったなと思います。
ーーたしかに、実際に会社の広告モデルをしていたときの写真で、よりフォーマルなOLの格好をしていたというのもあるかもしれませんね。
SAO:いわゆるよくアニメに出てくるような、「ザ・OL」という雰囲気だったのかもしれません。支持してくれたユーザーは、アイコン的に捉えてくれたんだと思っています。
ーーほかにも、少し前にネットでバズった“可愛すぎるカフェ店員”の方との画像もポストされて反響を呼んでいましたね。
SAO:そうですね、これは私の予想でしかないのですが、ミーム化された代表同士という感じで取り上げられたのかなと思っています(笑)。
ーーそしてポストから6日後、ついにイーロン・マスク氏にも取り上げられました。
SAO:これは本当に驚きました……! 触れ方としては私に直接というよりも、私の画像を使ったGrokの機能に言及したという流れですが、それでもイーロン・マスクさんは2億人以上のフォロワーがいらっしゃるので、そんな方に拡散されたことが嬉しかったですし、「イーロン・マスクさんが私の顔を見た」という事実が、もうなんか異世界の話みたいで(笑)。本当に嬉しかったです。