嘘の夢の話 5月30日
国分寺駅付近で物件探しをしており、あるアパートに内見に行く。不動産屋に案内されて部屋に入ってみると、普通のワンルームの部屋の中央になぜか水色の雲梯が立っている。
私は不動産屋に促され、その雲梯を渡ることになる。真ん中あたりまで進み、ふと下を見ると、そこには真っ黒な空間が広がっている。さっきまでは確かにフローリングの床があったはずなのだが、今や深々とした闇が見えるだけである。その闇の中で、永久ゴマのような形をした大きなものがゆっくりと回転している。驚きつつも雲梯を渡りきると、部屋の様子は元どおりに戻る。不動産屋が近づいてきて、「面白いでしょう?」と耳打ちする。私は確かに面白いと思い、この部屋を契約してしまう。


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