嘘の夢の話 5月31日
右手にビニール製の紐を持って、ビルの外階段の前に立っている。紐は階段の上に続いており、私はそれを伝って2階に上がる。
2階はカードショップであり、ちょうど何かの大会が催されている。その司会者は私の好きなお笑い芸人だったので少し見ていこうかと思ったが、紐はさらに上の階まで続いているので先を急ぐ。
2階の熱気とは打って変わって、3階は実にうら寂しい。人も店もなく、以前のテナントが出て行ってからずっと放置されている感じである。4階はスーパーのように食料品店がずらっと並んでおり、私は紐を手繰り寄せて売り場を行ったり来たりしたが、結局紐はもっと上の階まで伸びていることがわかる。
私は気付くと12階にいる。5〜11階の記憶はない。12階は六畳間くらいの広さしかなく、床に人形が置いてある。そしてその人形に、紐の先端が結わえつけられている。しかし、私の右手と人形を結ぶ紐の長さはせいぜい10cmほどしかない。私は地上から12階までこの紐をたどって上ってきたはずなのだが、そうなるとこれも怪しい。最初からずっとこの階にいたような気もしてくる。


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